みどりの日には 庭園へ ~その2~
昨日に引き続き、曇りがちの鬱陶しい空模様。
湿気が多いせいか、ベランダから入る外気が冷たく感じます。
明日は、また晴れて真夏日が予報されています。
気温差に負けないように
どちらさまも、ご自愛ご自愛💓
さぁて。
前回の続き、本日は、「旧古河庭園」です。
ここは、バラが有名で、ちょうど季節だったもので
たくさんの人たちが見にいらしてました。
その人たちが写らないように注意しつつ、
咲いているバラをいくつか撮って来ました。
バラに付いていた 説明文とともに ご紹介。
芳純(ほうじゅん/HT)。
作出国 日本。
「香りのバラ」と呼ばれるほどの芳香。
香水の原料とも なっています。
アンジェラ(CL)。
作出国 ドイツ。
愛らしいピンクの小花が たわわに咲き、
ハッピーな雰囲気を かもしだします。
ナニワイバラ(ロサ・ラエヴィガータ/SP)
中国原産。
江戸時代に 難波の商人によって もたらされたと言われています。
「金沙羅」「雪月花」とも呼ばれます。
赤のバラが 江戸の庚申(Ch)。
作出国 不明。
江戸時代中期から続く旧家の庭で発見されたチャイナローズ。
赤色から紫赤色の花径5センチほどの花。
奥の小さな白いバラが ノイバラ(SP)。
日本原産。
3センチほどの純白の花をたくさんつけます。
花弁数は5枚で香りもあります。
耐寒性、耐病性等に優れているため、バラ改良の基本種となっています。
ロサ・キネンシス・ヴィリディフローラ(SP)
中国原産。
庚申バラの変種。
緑の花のようにみ見えるのは 花弁が変化した苞葉です。
時間が経つと 赤みを帯びてきます。
別名 グリーンローズ。
バラは以上です。
花弁が散った ヤマブキも ありました。
ガクが 第2の花のよう。
そして、花を よぉく見ると、真ん中に緑色の「実」が。
七重八重 花は咲けども 山吹の
実のひとつだに 無きぞ悲しき。
と言うことは、
このガクに付いていた花は 一重だったと言うことでしょうかね。
さて、旧古河庭園はバラ園だけでなく、日本庭園もあります。
作庭は、小川 治兵衛。
前に、横浜の彼我庭園で ご紹介したように
池泉式回遊庭園。
写真は 大滝。
ちょうど、初夏のように気温の上がった日。
滝の音が涼しげでした。
こちらは、枯滝。
水はありませんが、岩や石で 滝や流れる水を表現しています。
そして、水の音も聞こえる♪
そう、ちょうど池を挟んだ反対側に 先程の大滝があり、
その音が、まるで この枯滝から聞こえるが如くなのです。
素晴らしい設えでは ありませんか。
池のほとりに 雪見灯籠。
上の写真の風景を 少し左に振ると こんな感じ。
この奥に 大滝があります。
まるで 自然の中にあるようですが
ここも 街中なのですよね。
さて、ここを出て 次に向かうは、
江戸時代に 花見の名所のひとつだった
「飛鳥山公園」。
徒歩で向かいます。
確か1キロは なかったはず・・・てくてくてく。
もちろん、桜は とうに 葉桜。
イベントが行われていたり、ピクニックをする人も多数で
公園の写真は 無し。
行った記録として
静態保存されていた「D51」を。
他に、渋沢栄一関連の施設などが ありましたが
とても混んでいたので、またの機会に訪れたいと思います。
このあと、王子駅から京浜東北線に乗り、上野まで。
アメ横で 買いたい物があったのだけど
まぁ、連休のアメ横ですもんね。
テレビで よく見る、年末のように 人がギッシリ💦
歩けないので、海苔だけ買って 帰宅の途に着きました。
庭園散策は、これにておしまい。
今回も お付き合いいただき、ありがとうございました😌
| 固定リンク | 2
「文化・芸術」カテゴリの記事
- みどりの日には 庭園へ ~その2~(2025.05.19)
- みどりの日には 庭園へ ~その1~(2025.05.18)
- 連休の楽しみ方 ~千代田線の旅 その2~(2025.05.14)
- 横浜大さん橋にて(2025.04.04)
「おでかけ」カテゴリの記事
- みどりの日には 庭園へ ~その2~(2025.05.19)
- みどりの日には 庭園へ ~その1~(2025.05.18)
- 連休の楽しみ方 ~千代田線の旅 その3~(2025.05.17)
- 連休の楽しみ方 ~千代田線の旅 その2~(2025.05.14)
- 連休の楽しみ方 ~千代田線の旅 その1~(2025.05.13)
「花 - その他」カテゴリの記事
- みどりの日には 庭園へ ~その2~(2025.05.19)
- みどりの日には 庭園へ ~その1~(2025.05.18)
- 連休の楽しみ方 ~千代田線の旅 その3~(2025.05.17)
コメント
こんにちは。
なんだか?スッキリしないお天気ですね!
旧古河庭園へお出かけでバラで有名ですね♡
日本庭園もあるのですね!
友人宅にはナニワイバラとモッコウバラが咲く頃に
訪れた事がありますがこちらへは行った事がありません!
飛鳥山公園へは遠足で行ったと思いますが?こちらは桜🌸で有名でしょうか?
混んでるアメ横で海苔だけでもお買い物できて良かったです♡
良い散策でしたね♡
投稿: マコママ | 2025年5月19日 (月) 15:34
>マコママさま
こんにちは♪
すっきりしないですね😩
外気が冷たいどころか、肌寒ささえ感じます。
マコママさんの体調に影響しませんように♡
はい、旧古河庭園はよく出かける お庭のひとつです。
バラ園が有名ですが、日本庭園も素敵なのですよね。
今回は入りませんでしたが、素敵な洋館もあるのですよ。
ご友人宅にモッコウバラとナニワイバラが!
香りも良いでしょうし、素敵なお宅ですね🌹
飛鳥山公園は、お花見所として有名ですね。
こちらも何度か行っていて、桜の時季にも一度行ったことがありました。
マコママさんは遠足でお出かけでしたか。
広いですし、遠足には良い場所ですね😊
いつもありがとうございます💓
投稿: 花mame | 2025年5月19日 (月) 15:57
こんにちは
わぁぃ 今日は晴れましたね!
ちょっと強めの風が昨日までの湿気を吹き飛ばしてくれるかしら??
気温も上がりそうですけれど、日差しが嬉しいです。
さて次なる庭園は「旧古河庭園」ですね。こちらも洋館と手前のバラ園の
セットのお写真を皆さんのブログで拝見してきて、その部分だけを
見知っているという庭園です(笑)
日本庭園もあるとは知りませんでした。和洋がうまく調和した形に
なっているのですね。日本庭園の枯山水のお写真、ちゃんと水が流れて見えました。
遠くで聞こえる滝の水音、初々しい緑いっぱいの景観、よいですね。
幾つか挙げてくださっていたバラたちのうち、アンジェラ、ナニワイバラ、
ノイバラは知っていて見たこともあり、親近感ましましでした。
ナニワイバラは、もう20年ほども前でしょうか?わんこ散歩で歩く道すがら、
あちこちのお宅で咲いているのを見かけました。流行りだったのかと。
けれどナニワイバラは棘がすごいですから…手入れの際手を焼かれたかと。
そのうちあまり見かけなくなっていきました。棘のないモッコウバラは
今もあちこちのお宅でお見かけしますけれど。
ノイバラは素朴で可愛くて大好き♡ あるとき花材(実もの)から
発根したのを鉢植えで育てていて3春くらい花を楽しみましたが、
これまたやむを得ない真夏の長い留守のときに枯れてしまったのが
とても惜しまれるバラです~
「飛鳥山公園」は…TVで見たことがある?? いぇ勘違いかも‥
桜の名所なのですね。徳川吉宗が整備したとは、古くからの歴史もある
名所の一つなのですねぇ。リンク貼って下さった先の地図で見ると
アジサイの時季も楽しめそうでした♪
渋沢栄一の邸宅・庭園の跡も含まれているのですね。見どころたくさん、
学びもたくさんの公園ですね。
晴天の連休中とあって、公園も混雑、アメ横も大混雑とはいえ、
よい散策となられましたね。お疲れにもなったことでしょう。
私は楽して居ながらにして散策。楽しませていただきました~(^^)♪
投稿: ポージィ | 2025年5月20日 (火) 11:25
>ポージィさま
こんにちは♪
晴れて暑くなって来ました☀️
当地は、すでに32度となっています。
まだ暑さが溜まる時ではないので、日暮れとともに涼しくなるのでしょうが、急な暑さ、ポージィさんも ご自愛くださいね。
さて、旧古河庭園は、バラ園と洋館の写真で よくご覧になるとのこと、この日はバラ園は元より 洋館に入る人たちが列を作る程の混みようでした。
ご存知のバラがありましたね😊
一重のバラの前には なぜか人がいなくて、撮影と観察には都合が良かったです。
ナニワイバラのトゲは 普通のバラのトゲより まっすぐで長い感じがしました。
確かに手を焼きそう~お手入れに気を遣わないとケガをしそうですよね。
そうかぁ、たくさんのお宅で見かける時代?があったのですね。
我が家の近所では見たことがないのですよ。
お手入れがネックになって二の足を踏むのかしら。
よく通る道に建っているお宅では狂ったように(失礼!)バラを育てているのですが、ナニワイバラはありませんでした。
キレイなバラにはトゲがある、の言葉の通り、純白で美しいバラ、たくさん咲くのを見るのは感動ものでしょうね♪
たくさんご覧になったポージィさん、いいなぁ😃
花mame、多分一重のバラが好きなのです。
モッコウバラも好きですよ~香りのあるものも ありますよね。
ノイバラ、お好きですか~花材から お育てになって3春も楽しまれたとはスゴイです!
夏場のお留守がなければ、今でも楽しまれていたのかもしれませんね。
バラを育てる方はスゴイなぁといつも思います😌
前後しましたが、日本庭園も素敵なところです。
滝に水が流れて見えましたか~良かったです。
飛鳥山公園は、TVでご覧になったのかもしれませんね。
機関車の写真しかありませんが(笑)、見所はたっぷりの公園なのです。
何かの機会を捉えて 改めてご紹介出来れば、と思いますが いつになるやら??
この日の歩数は、16,500歩程(伊能忠敬界隈?)。
歩く疲れよりも人に疲れますね。
でも、おっしゃるように良い散策でした。
いつも長い記事を 丁寧にご覧いただき、労ってもいただき、ありがとうございます💓
投稿: 花mame | 2025年5月20日 (火) 14:55
おはよーございマンモス。ぱおーん!
みどりの日にお出かけ「後編」から拝見しました~。
>旧古河庭園
行った人から、良かったって聞いたり、まさに「バラの写真」を見たりして、いいなーと思いつつも行ったコトないのですよ~。
花mameちゃんは、まさに、そのバラを見に行かれたのですな!
いいな、いいな♪
バラは見た目も香りも楽しめて、素晴らしいお花ですよなあ~。
世界中で愛されているのも納得。
>芳純
いっぱい巻いている花弁が開き始めた感じですかなあ。
ほ~ぅ、日本で作られたバラか~と思いながらネットで見ましたら、
京成バラ園さん作、なのですな。
きっといい香りなのでしょうなあ・・・
って、旧古河庭園は、日本庭園まであるとは存じませんでした~!
五月晴れの中、バラを見て、池泉回遊式庭園を散策だなんて、ゴージャスな休日☆
と思いましたら、さらに先が!
お散歩してお買い物して。
GWのアメ横って、混雑がスゴそうですな(笑)
証拠写真が「機関車」とは、花mameちゃんっぽいなーなんて思ったり。
あは。
投稿: ゴン太 | 2025年6月 5日 (木) 10:34
>ゴン太さま
お忙しい中なのに、こちらにまで ありがとうございます。
旧古河庭園のバラの季節に お邪魔したのは 何回目かだったと思いますが、いつも混んでいる印象です。
この日は みどりの日で、庭園関係が無料だったこともあり、更に人が多い感じでした。
いつもはマダム層が多いのですが、若い方が多かったですね。
そんなわけで、香りのバラに近付いて長く鑑賞することが出来ず、芳純の香りはわからず💧
そう、京成バラ園さんの作なのですよ~調べていただき ありがとうございます😌
一重のバラの前は比較的空いていたので写真のほとんどは一重です。
でも一重であれ八重であれ、その魅力に変わりはなく、世界中で愛されているのは 同じく よくわかります🌹
バラ園で有名なので ここの日本庭園は、ちょっと自分の隠れ庭園(秘密の日本庭園?)のようで 行くたび嬉しくなってしまいます。
色んな所に作庭者の意図があるようで、それに気付くのも また楽しいのです。
はい、その後に散歩とアメ横がありましたが、アメ横は失敗でしたね💦
動けない程の混みようでした。
今度は普通の日に行きたいと思います。
あは、花mameらしいでしょう😃
いつか飛鳥山公園が ちゃんとわかる証拠写真を お見せ出来たらと思いますよ♪
ホントにいつもありがとうございます💓
投稿: 花mame | 2025年6月 5日 (木) 14:36
こにゃにゃちにゃん。
>旧古河庭園のバラの季節に お邪魔したのは 何回目かだった
おおお!
そんなに足を運ばれているのですなあ~。
うらやましいですなあ~。
でも、「混んでいる」と聞くとなかなか行けないのですよなあ。
ずっと、うらやましがっているカモです。あは。
>ここの日本庭園は、ちょっと自分の隠れ庭園(秘密の日本庭園?)のようで 行くたび嬉しくなってしまいます
うんうん、そういうお気に入りのお庭っていいですよなあ~。
>作庭者の意図があるようで、それに気付くのも また楽しい
おお、いつぞやの葉っぱの彫刻家さんの展示に通ずる楽しみですな♪
見つけた時の喜びって、なんだろう?自分だけの喜びみたいな感じがして、ちょっと特別ですよな~。
>今度は普通の日に
混んでいない日、時間帯も大切そうですなあ(汗)
インバウンドは外貨が稼げそうだし、大歓迎ですが、買い物や観光に支障が出る程の混雑はイマイチですよなあ~。
ほどほどだといいですなあ。
>😃 ← カワイイですな
こちらこそ、愛想をつかさずにお付き合いくださり、本当に有難く存じておりまッス!
投稿: ゴン太 | 2025年6月13日 (金) 15:55
>ゴン太さま
こんばんにゃ⭐
こちらにも ありがとうございます💕
何だかんだと 毎年のように行くこともありました。
土higeさんの元同僚の方の展示会が 洋館の中で開催されることもあり、それが ちょうどバラの季節だったりするもので、バラ開花時にも何度か行っているのです。
この時は無料開放だったので いつも以上に混んでいたように思います。
是非一度 足をお運びくださいな🌹
バラ園は このお庭の「顔」ではありますが、それ以外の季節でも 洋館や日本庭園を見るだけでも 行く甲斐はあると思います。
うんうん、何かを発見するって この上ない喜びですね✨
葉っぱの展示の時も 確かに そうでした。
ちょっと違うかもですが、「アハ体験」に近い感じでしょうか😃(←使ってみた…笑)
そうですね~時間帯も大事ですね。
まずは、休日のアメ横は 避けることにします。
お店に実入りがあれば 何よりですが、ただ混んでるだけでは支障以外の何物でもないかもです。
こちらこそ、お忙しい中 ありがとうございます💕
投稿: 花mame | 2025年6月13日 (金) 20:57