2017年 春 ・ 帰京旅 ~ さらに 桜咲く咲く~
三連休 最終日。
終わってしまえば 早いものですね。
今日は、紅葉を探しに 出かけて来ようと思っています。
そのご報告は いつになるやら ・・・(*´ェ`*)
何せ、秋になってから 春の記事ですから。
では、その春の帰京旅日記を始めましょう。
今日が、三連休と同じく 最終日です。
盛岡城跡公園を後にして、昨夜見た 「 石割桜 」 を 再び見に行きました。
昼間の光の中だと、夜桜とは また違った顔が見えるようです。
岩から生えているのも はっきりと わかりますね。
こんなですよ~。
桜さん、頑張ったね!と 思わず声を かけたくなります。
次に向かったのは、龍谷寺。
門の前まで来ると、市民の方でしょうか、
「 ここのシダレ (桜) は見事だから 是非見て行きなさい 」 と
声を かけてくださいました。
シダレザクラの前に、この画像の桜も 見事でした。
ちょうど、テレビの撮影が入っていて、
邪魔にならないように、端っこの桜花などを 撮ってみたり。
これが、そのシダレザクラ、「 モリオカシダレ 」 と言うそうです。
実際は、もっと ピンクが濃かったように 記憶しているのですが
快晴だったこともあって、色が飛んでしまったようです。
声をかけられた 門の前。
やはり色飛びしてますが、本堂と桜が いい感じに納まっています。
こちらの お寺では、明治4年から28年まで、
かの石川啄木の伯父上が 住職をなさっていたそうですよ。
次に訪れたのは、「 報恩時 」。
こちらには、「 五百羅漢 」 が あります。
やはり桜が たくさん植えられていて
今を盛りと 咲き誇っていました。
受付をすると、五百羅漢の場所を教えてくださり、
「 写真撮影をしても いいですから、たくさん撮ってくださいね。」
と 言われました。
きっと、何度も聞かれているのでしょうね。
羅漢堂に入ると、まぁ、それは たくさんの羅漢様が いらっしゃる。
距離と明るさの都合で、うまく撮影出来なかったので
少しだけ ご紹介しておきましょう。
とっても人間っぽくて いい感じの羅漢様たち。
左) 年を取ると 背中とか、あちこち痒くなってねえ・・・
右) 今 入って来たけど、ここの温泉は 美肌の湯ってぇから、
アンタも入って来な。
右) 先日の、例の件だけれども、何とか うまく取り繕っておいてくれんかね。
左) う~~~~~~ん・・・( 渋々 )
さぁて、この羅漢様は何をしているのでしょ。
上から落ちて来るものを 受け止めようとしている?
何か願っている?
それとも、雨乞い??
え~い! 早く 酒持って来~い! 徳利が空だぞ~!
どなたも 誰かに似ていそうで、ずっと 見ていましたよ ( ´艸`)プププ
アナタなら どう言うキャプションを付けますか?
この羅漢様たちは、享保16年 (1731) から、4年の歳月をかけて
作られたものと 考えられているそうです。
京都の9人の仏師によるもので、約 500体 あるのだそうですよ。
壮観な羅漢堂の中を やはり撮ってくれば良かったなぁ。
某旅行予約サイト に 何枚か写真が載っていましたので
ちと リンクさせて頂きますね。
次の目的地に向かう途中で、盛岡にゃんに 会いました。
とても、愛想の良いコで、そばに寄って来て
ご挨拶を してくれましたよ。
花mameが幼少の頃に 家にいた猫にゃんも
茶トラ混じりのコだったので、これ系の猫にゃんには 心惹かれます。
名残惜しかった (お互いに) けれども、お別れをして 歩き出しました。
着いたのは、三ツ石神社。
注連縄が張り巡らされた 大きな岩 (花崗岩) が あります。
これは3つ (三ツ石) あるんですが、伝説が あるそうです。
昔、このあたりに 「 羅刹 (らせつ) 」 と言う 悪い鬼が住んでいて
悪さを していてな。
そこで 人々は、三ツ石の神様に お祈りをして 鬼を捕まえてもらい、
境内の巨大な三ツ石に 縛り付けたのだそうな。
鬼は二度と悪さをしないし、また二度と この地方にやって来ないと
誓ったので、約束のしるしとして、三ツ石に手形を押させて
逃がしてやったんだそうな。
これが、「 岩手 」 の県名の起源となった、と 伝えられているのだそうですよ。
また、「( 鬼が ) 二度と来ない方向 」 の意味で、
「 不来方( こずかた ) 」と言う名前が 付いたと言うことです。
この話には、なるほど~ と 深く納得致しましたよ。
で、肝心の手形なのですが、多分 このあたりだと思うのですが
パンフレットに載っていたような、はっきりとした手形は見つからず。
苔が 落ちてしまったものでしょうかね・・・。
駅に向かって歩き出すと、こんなキレイな椿が 目に付きました。
バラのような巻きが 美しかったです。
北上川。
そのほとりに すっくと立つ桜が、なぜか 凛々しく見えて
思わず、この下で 一献傾けた、と言う次第。
歴史文化館で購入した、石割桜の刺繍が施された ハンカチ。
おもひで として。
これにて、春の帰京旅日記は 一巻の終わりです。
温泉に入って、美味しいものを食べて、大好きな桜を見て
大満足な旅でした。
皆さまには 長々お付き合い頂き、ありがとうございました o(_ _)oペコッ
次回は、新潟への旅 ・・・ かな
| 固定リンク | 0
「旅行・地域」カテゴリの記事
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 今年前半の手仕事(2018.07.07)
- 4月 ~ 6月の レッスン報告(2018.07.06)
- ご無沙汰でした(2018.07.06)
- ここしばらくのこと(2018.02.11)
「花 - その他」カテゴリの記事
- 2017年 春 ・ 帰京旅 ~ さらに 桜咲く咲く~(2017.11.05)
- 2017年 春・ 帰京旅 ~ 盛岡城跡近辺 ~(2017.11.04)
- 花よ(2017.08.19)
- 花束が束になって(2016.06.03)
コメント
こんにちは。
枝垂桜ですね?
見事な桜
五百羅漢さまは目黒でもお会いしましたが、
こちらは華やかな感じがいたしますよ。
次は新潟ですか?
楽しみにお待ちしております。
ベイスターズ、応援ありがとうございました。
感動をありがとう!でしたよ。
投稿: マコママ | 2017年11月 5日 (日) 14:03
こんにちは


東北の桜、それも盛岡の桜は、もしかすると
TV映像でも見たことがなかったかも???
地名が記憶に留まっていなかっただけかもしれませんが。
過去はともあれ、素晴らしい桜たちを堪能させていただきました。
春を迎える喜びに満ち溢れている桜たちでした。
今ごろは、はや葉を落とし、来春へ向けての眠りにつこうと
しているのかもしれませんね
桜たちは冷たく厳しい冬の間、どんな夢を見るのでしょう。
有難うございました
投稿: ポージィ | 2017年11月 5日 (日) 15:53
>マコママさま


こんばんは☆
お返事が 大変遅くなり申し訳ありません!
はい、桜も枝垂桜も見事でした。
おぉ、目黒の五百羅漢様に お目にかかったのですね。
そちらも一度お会いしたいものです。
5月に新潟に行って来たのですが、
実は 先日も行って参りました。
そのご報告は いったい いつになるやらです。
ベイスターズ、頑張りましたね。
もう少しシリーズが長ければ 勝ったかもしれません。
調子は尻上がりでしたから。
また来年が楽しみですね
応援 お疲れ様でした。
いつも ありがとうございます
投稿: 花mame | 2017年11月12日 (日) 21:44
>ポージィさま


こんばんは☆
お返事が 大変遅れてしまい申し訳ありません!
東北の桜、ご覧になった記憶がありませんでしたか
今回、お見せ出来て良かったと思います(o^-^o)
花mameも、石割桜と三春の滝桜の 名前だけは知っていましたが
実際の石割桜は この度初めて見る事が叶いました。
この桜は、今年の初め頃だったかしら、
BSの番組で「東北の桜」を特集していまして
とても美しい映像とともに紹介されていました。
でも、映像の中と実際の桜は まるで違った気がしました。
最初に見たのが 夜桜だったせいでしょうか。
ポージィさんが おっしゃるように、葉を落として冬への備えも終えているのでしょう。
冬に向かうと言うことは、春にも向かうと言うことでもありますので
また桜の時季も近づいて来るのだな、なんて思っています。
あぁ、そうですね、桜は どんな夢を見るのか・・・。
北海道や東北の人々と同じく、花咲く春を夢見るのかもしれませんね。
いつも ありがとうございます
投稿: 花mame | 2017年11月12日 (日) 21:56
石割桜を見た時に、生物の生命力や逞しさを感じました。
また、素晴しい桜や羅漢様や風景など、旅行した気分になりましたよ。 (*^-^)
投稿: yasu | 2017年11月12日 (日) 22:28
>yasuさま

こんばんは☆
ホントに そうですよね。
石を割って こんな大きな桜が生えているんですもの。
植物に学ぶことは多いですね。
旅行した気分になって頂けましたか~ 良かったです(o^-^o)
いつも ありがとうございます
投稿: 花mame | 2017年11月12日 (日) 22:39