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2017年8月26日 (土)

帰省旅 - 2016秋 - 山形かみのやま温泉へ

8月は雨の日が多く、夏と言うより 梅雨時のようだった、

と、書いていたのが 天に通じたのか、

ここのところ、お暑い日が続きますね (;´▽`A``

 

こう言うのは 何て言うんでしょ、戻り夏?

 

でも、秋田の方では また大雨とか。

大曲の花火大会は 予定通り行われるとのことで、一安心です。

BSで 放映もあるみたいですね。

一度は生で見てみたいものだなぁ と思っています。

 

 

 

さて、今日のタイトル。

「 2016 」 って、

花mameさん、暑さで やられちゃったんだね、と 思われた方。

ご安心を。

そろそろ 1年 経ちそうなので、昨年の帰省旅から

今年にかけての 「 旅日記 」 を 「 始末 」 していかなければ、と思いまして

遅ればせながら アップしようと思います。

 
 
 
 
 
 
 

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昨年は、山形経由で 帰省致しました。

 

 

 

 

 

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山形新幹線。
 
マークは 「 さくらんぼ 」 と 「 紅花 」 です。

 

 

 

 

 

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つばさ133号にて 向かいます

 

 

 

 

P9110020

おぉ!山形の もも!!

って、この時季には とうに終わっています。

せめて、梨とか柿とか、季節に応じた写真を 使ってもらいたい。

 

 

 

 

 

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ブラインドも、「 さくらんぼ 」 や 「 紅花 」 を思わせる、赤が基調。

 

 

 

 

 

P9110030

今回も 温泉クマさんが同行です。

 

 

 

 

 

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着きました、山形。

「 きてけろ 」 くんも お出迎えしてくれています。

 

 

 

 

 

P9110046

山形での目的地は、「 かみのやま温泉 」 。

 

開湯は、1458年 ( 長禄2年 ) と言いますから、

今から 560年くらい前のこと。

肥前の国の旅の僧 「 月秀 」 さんが、

一羽の鶴が 沼地で足を癒しているのを見かけて、

温泉が 湧き出ているのを 発見したのだとか。

 

室町、戦国、江戸時代と、様々な人々で 賑わいを見せた温泉だそう。

江戸時代に入ってからは、城下町の整備によって

一般の湯治客の出入りが出来なくなったそうで

その後、一般の人々が入れるように 開設された温泉 ( 下の大湯 ) も

あるのだとか。

 

その頃から 羽州街道が整備され、

参勤交代や 出羽三山参りの宿場町として 発展して行ったそうですよ。

 

羽州街道 ( 福島県桑折宿 ~ 青森県油川宿 ) には

48の宿場町が ありますが

城下町、温泉、宿場があるのは、ここ 上山だけだったんですって。

そりゃあ、賑わいますわねえ。

 

 

 

 

 

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城下町ですからね、お城が あります。

 

 

 

 

 

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お城に 行く前に。

ここが かみのやま温泉の駅。

手前にあるモニュメントは、案山子を イメージしています。

 

かみのやま温泉では、

毎年 「 全国かかし祭り 」 と言うのが 行われているとのこと、

この時も、準備の様子が見られました。

今年は、9月30日 ~ 10月9日にかけて 行われる模様です。

 

「 かみのやま温泉 」 と 「 かかし 」 は 関わりが深いのですね。

 

 

 

 

 

P9110061

さて、「 上山城 」 へ向かいます。

 

さすが お城、消火栓も お城っぽい。

 

 

 

 

 

P9110063

おぉおお!

近代的な お城ですな!

足腰が悪くても 大丈夫!

 

 

 

 

 

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その天守閣。

 

実は このお城、

戦国時代に 築かれたのですが、

江戸時代に、幕府の命によって 取り壊されているのです。

 

なので、この天守閣は 1982年に再建された、

外郭が お城風の 「 郷土歴史資料館 」 なのです。

 

 

 

 

 

 

P9110073

とは言え、この瓦は お城そのものだし、

草が生えているあたりも 時の流れを感じる。

って、再建されてから 35年ですもんね。

 

 

 

 

 

P9110067

天守からの眺めが 気持ちいい♪

真ん中に立つのは、かみのやまで 一番高い建築物で

マンションとか 聞きました。

お城の見えるマンションかぁ ・・・ お値段も 高いんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

P9110068

この山は 何て言う山だったかな。

結構 大きな町ですよね。

違う方角には、金色に実った 田んぼが見えました。

あと、山形新幹線が通る様子も。

 

 

 

 

 

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お城の下には 「 足湯 」 が あります。

 

ここだけでなく、町の あちこちに。

結構 熱めです

 

 

 

 

 

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どこぞの お宿の塀に、かみのやまの歴史絵巻が ありました。

 

 

 

 

 

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そして、城下町ですから 武家屋敷も。

実際に何代目かの方が 住まわれている お宅もありましたし、

公開している お宅も。

 

 

 

 

 

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公開している ひとつの武家屋敷に お邪魔してみました。

風情が ありましょ?

 

 

 

 

 

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外からの眺め。

もう夕暮れ近くなって来ていたので、画像が 暗くてごめんなさい。

 

 

 

 

 

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茅葺の屋根に 月が

時代を 忘れてしまいそう。

 

 

 

 

 

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こちらの お屋敷では、寺子屋のようなことを されていて、

放課後の子供たちに 色々なことを教えているのだとか。

この日は、葉っぱ ( 椿っぽかった ) と 松葉を使って

虫籠を作ったのだそう。

 

何か いいですよね~ こう言うのって。

 

 

 

 

 

P9110130

歩く道々にある マンホールの絵柄も 「 案山子 」 。

 

 

 

 

 

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かみのやま温泉猫にゃん。

さすが 武家屋敷近くに いただけあって、いい面構えだ。

 

 

 

 

 

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さっきの絵巻物に 「 沢庵和尚 」 の名前が。

 

沢庵和尚、ちょっと事件を起こして 幕府の怒りを買い、

この地に 流されたのだそうで。

そして、時の藩主が、庵を作ってあげたのだそうで。

 

 

 

 

P9110134

それが、こちらの、「 春雨庵 」 。

 

中に入って扉を開けると、和尚様の像が いらして、ちと ビックリ致しました。

 

沢庵和尚と言えば、「 沢庵漬け 」。

何でも、皆さんから 大根を たくさん頂くもので、

それを無駄にしないように 漬けたのが始まりで

「 たくわえ漬け 」 とも 言われていたのだそうです。

「 たくわえ 」 が 「 たくわん 」 に なったものか、

名称が二つあったものかは わかりませんけども。

 

時間があれば、もっと ゆっくり 街を散策したかったんですが

そろそろ お宿に入る頃となりました。

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コメント

こんにちは
 
昨年秋の鉄道での帰省の旅。今年もこれから来る秋に旅を
考えていらっしゃる方にはとても参考になりそうです。
そして私は、旅は考えていないけれど、出生の地山形を
通られるということで、ちょっとわくわく。
5歳で両親の生まれ故郷愛知に戻ってからは、私にとっても
愛知が故郷となってはいるものの、親近感を持っている県山形。
その割にはなぁんにも知らないのですけれどね(^^;)
山形新幹線をたどってみましたら、上山市のあと、天童や
東根を通って行かれたのですね。その東根市が、愛知に越す前に
住んでいたところで、夏には大家さんが下さったさくらんぼを
やまもりいただいた記憶があります
 
はてさて、上山市は全然知りませんでしたが、実に湯所ある
ん? 由緒ある温泉なのですね。室町時代からずっと守り継がれて
きたとは、どれほど多くの人たちの癒しの湯となってきたことでしょう。
鶴さんからは人間が横取りしてしまって申し訳なかったですけれど‥(´。`;)
城下町ということでお城もあれば古い武家屋敷もあり、そして案山子とも
縁深いとはなかなか魅力ある街ですね。
次はお宿ですね。そのお宿もお料理も楽しみです o(*^^*)o
 

投稿: ポージィ | 2017年8月26日 (土) 15:18

>ポージィさま
 
こんにちは♪
 
あぁ、今秋の旅の参考に!
そう言う考え方も ありますね~ いつも お優しいポージィさん
ありがとうございます。
 
ポージィさんが 山形のお生まれだと どこかでお聞きしていましたかしら。
初めて お聞きしたのではないような気がします。
東根市の お生まれでしたか。
今は「さくらんぼ東根」と言う駅名になっているようですね。
大家さんから頂いたと言う さくらんぼが冠についています。
 
で、かみのやま温泉の後は、旅程の関係で
奥羽本線で 山形方面に向かい、
そこで 仙山線に乗り換えて仙台へと出てしまったのです。
仙山線の沿線には 山寺があり、いつかは行ってみたいものだと思いました。
山形には まだまだ見所が たくさんありますよね (*^ー゚)b
 
上山市、土higeさんは 温泉+お城に引っかかったのと
旅程が組みやすかったのでしょう。
花mameも 初めて知った場所でした。
 
はい、いろいろと 湯所ある(笑)お土地柄です。
温泉も歴史があるのですね。
鶴さんから横取りしてしまいましたが
おっしゃるように どのくらいの人々を癒して来たものか。
昨年、そのうちの一人になりました
 
旅の途中では、なかなか見たい場所を
心ゆくまで楽しむことは叶わないのですが
それぞれの街の魅力の一端に触れられると言うことは
旅の醍醐味のひとつですね。
 
はぁい、お宿です。
何せ、約1年前のこと、記憶が かなりアヤシイのですが
お時間のある時に覗いてみてくださいませ。
 
いつも ご丁寧に読んで頂き、話も広げて頂き、記事の内容が深くなります。
本当に ありがとうございます ヽ(´▽`)/

投稿: 花mame | 2017年8月26日 (土) 17:00

こにゃにゃちにゃん
おお~!山形の旅、公開ですな~☆
去年から山形に行きたい&行けてないゴン太には、羨ましい&楽しい記事ですなあ~。
わくわく。

山形新幹線。
ブルーとレッドの色合いが、凛々しいお顔ですなあ。
そーいえば、出来た当初はトラブルがあったりしましたが、
最近、そういう話は聞きませぬから、快調に走っているのでしょうなあ。
良かった良かった。
内装も外装も、名産品をあしらっていて良い感じですよなあ。
「ご当地」っぽいデザインとかって、やはり大切ですなあ。

かみのやま温泉・・・
「カセ鳥」のお祭りに行ってみたいと思っていたのですよ。
その上山市にある温泉なのですかー。
わーお、さすがは城下町といった風情の建物が
いっぱいありそうですなあ。
お城、いいですよなあ。
郷土歴史資料館ということは、中の展示もご覧になったのでしょうなあ。
郷土系の資料館って、地域のことが詳しく学べて良いものですよなあ。
お城&資料館、最高の組み合わせだと思いますですな。

武家屋敷。
外から眺めても雰囲気ですが、やはり中に入ってみると、
外からではわからないことも見えて、更に良いものですよなあ。
きっとしっかりと造られたお家でしょうから、雪が降っても100年以上ももつのでしょうなあ。
すごいことですよなあ。

にゃん
りりしいですな。
もしかしたら、お武家で飼われていたにゃんの末裔かもですにゃん。

続きは、後日のお楽しみ!
また、まいりまーす。

投稿: ゴン太 | 2017年8月29日 (火) 16:41

>ゴン太さま
 
こんにちにゃ♪
お返事が大変遅れてしまいまして ごめんなさい!
 
はい~ 山形旅行、1年程経って やっと公開です。
これからの旅行の参考に良いのでは、と
お優しいコメントをくださった方も いらっしゃいましたが
山形に 行きたくて行けていないゴン太さんに
ご満足頂ける内容でしたでしょうか。
 
山形新幹線。
トラブルの話は聞きませんから、ここのところは ないのでしょうね
東日本を走る新幹線は、ご当地の名産品や行事などを
上手にデザインに生かしていますね。
詳しく知ると、旅が より深いものになる気がします。

カセ鳥!
かみのやま だったかぁ・・・。
確か 冬のイベントでしたよね。
あぁ、そうかぁ。
最近、地方に根差した行事や お祭りに いたく心を惹かれましてね。
その行事も いつか見てみたいものだと思います。
もし、ゴン太さんが行かれた際には、リポートを是非 お願い致しますね♪
 
お城の中の郷土資料館も観て来ましたよ。
温泉の歴史だったり 土地の歴史だったり、
中でも、ここ出身の力士(出羽ヶ嶽)の像が 一番印象に残っています。
2mを超えた 大きなお相撲さんでした。
 
武家屋敷。
何より、そのご子孫が まだ住まわれていることにビックリしました。
そのお屋敷を守っていくことも 血筋を守っていくことも
大切な お仕事なのだろう と思いました。
雪の降る お土地柄ですから、確かに 頑丈な建物なのでしょうね。
お屋敷の中は、何せ時間が遅かったもので
撮影しても あまりその良さが出なかったので 無いのですが
昔は、こう言う所で暮らしていたのだなぁと
その時代に一気にタイムスリップした気分になりました。
行かれることがありましたら、是非 ご覧になってみてくださいませ。
 
にゃん。
うんうん、凛々しかったのですよ。
おっしゃるように 武家猫の末裔に違いありませぬ
 
いつも ご丁寧に楽しいお話を ありがとうございます

投稿: 花mame | 2017年9月 4日 (月) 15:25

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