館林美術館へ
来週の月曜日に帰省なのに、
まだ その準備も出来ていないし、年賀状も出来ていない。
やらなきゃいけないことが満載だと、つい 違う事に走ってしまうのですよね。
今日も 1本上げてしまおう。
しかも、夏真っ盛りの 8月のことを。
8月25日。
確か その数日前に、テレビ番組で展覧会の紹介をしていたので
そこに行ってみよう、と言うことになり、
浅草から電車に乗りました。
東武伊勢崎線の特急 「 りょうもう号 」 。
ホームがカーブしているので、車両との間に 結構な隙間があります。
出入り口付近で あまり隙間のある所には
こんな橋を渡します。
車内は こんな感じ。
平日ゆえ、空席が目立っていましたが
その分、ゆったりとした気分で乗って行けましたよ。
目的地は 「 多々良駅 」 。
ちょうど お昼時、
駅前の看板にあった 「 川魚料理 」 のお店で 昼食を取りました。
そこから テクテクと歩いて 「 館林美術館 」 へ。
緑たっぷりの広い敷地の中に すっきりとした建物。
天気も良いし、都内とは 気温も空気も かなり違う感じがしました。
意外にも、こちらの方が 涼しかったのですよ。
館林と言えば、お暑いお土地柄で有名なので、
ちょいと 心配していたのですけどもね。
展示内容は 「 再発見!ニッポンの立体 」 。
木彫から 陶器から、様々な素材で出来た 「 立体もの 」 が
たくさん展示されていました。
我が家にある本ですが、
この右側の侍も 展示されていました。
案外 小さいもので、その精巧さに ビックリ。
群馬が誇る、「 二大立体もの 」 、
「 高崎だるま 」 と 「 ぐんまちゃん 」 。
清々しいばかりの 緑の広場。
右に見える建物も 美術館の展示室のひとつです。
フランソワ・ポンポンさんと言う 彫刻家の
アトリエに残されていたものを 収蔵した展示室で
その名も 「 彫刻家のアトリエ 」 。
ポンポンさんの生まれ故郷の ブルゴーニュ地方の農家を
イメージした建物だそうですよ。
上の上の写真の展示室には
ポンポンさんの彫刻が 展示されていました。
どれも魅力的でしたが、「 シロクマ 」 や 「 大黒豹 」 など 動物が
生き生きとして 素晴らしかったです。
こんな お庭や小径も ありました。
時季的に キツネノカミソリが たくさん咲いていました。
留っている蝶は 「 オナガアゲハ 」 なのか 「 ジャコウアゲハ 」 なのか。
水辺の近くには カエルもいました。
敷地内には どのくらいの生き物がいるものでしょう。
自然も 芸術も 堪能致しました。
電車で館林へ。
館林城跡なるものを 発見。
土橋門と言うそうで、創建当時のものではなく
何度か 再建し直されている様子、
現在の門は 昭和58年に完成したものだそうです。
館林城は 説明によると平城だったとのことですが、
こんなんだったよ、と言う 「 絵 」 などを 見てみたかったものです。
分福茶釜のマンホール。
こちら、館林にある 「 茂林寺 」 には、
現在も 狸に化けたとされる茶釜が 伝わっているのだそうな。
皆さんは、 「 ぶんぶくちゃがま 」 の お話を覚えていますか?
我が家でも ひとしきり その話題で持ち切りでした。
詳しくは、ググってね♪
帰りに見かけた、東武鉄道関係の古い建物。
館林駅変電所と 言うらしい。
石造りかなぁ、コンクリート打ちっぱなしかなぁ。
何にしても、いい感じに くたびれていて 趣きのある建物でした。
帰ってから、花mame母に 館林に行って来たよ、と言うと
昔、皇后様のことで 話題になった場所ね、と言ってました。
そう言えば、日清製粉とか 正田醤油とか、
看板などが ありましたっけ。
なかなか 奥深い館林。
今度 行く時には、 「 茂林寺 」 と もうひとつ、
「 田山花袋文学館 」 にも 行ってみたいものだと思いました。
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コメント
おはようございます。
館林までお出かけなさってらしたのですね。
一度も行った事がありませんが、
「シロクマ」さんはオルセー美術館で
観ましたよ.大きくて真っ白!迫力ございました!
今日はイブ楽しい夜をお過ごしくださいませ。
投稿: マコママ | 2016年12月24日 (土) 09:58
こにゃにゃちにゃん。
おお~、8月25日は館林におでかけでしたかあ。
館林美術館で、そんな企画展をやっていたとは知りませんでしたなあ。
あそこの企画展って、わりと興味深いものが多くて、いいのですよなあ。
企画展のリーフレットのお写真を拝見して、なぜその企画展を知らなかったのか悔やまれましたですなあ。
展示品の中には、花mameちゃんのお家の蔵書にも掲載されているものもありましたか!
写真で見たものを実際に見られると親近感もわきますし、意外な発見もあったりしてよいですよなあ。
館林美術館は、常設展示も企画展示もいいですし、お庭や周辺環境も良いので、ゴン太、大好きな美術館なのですよ。
花mameちゃんも、楽しまれたようでうれしい気持ちですなあ
田山花袋文学館がある辺り・・・
となりの城沼は、
春はサクラと鯉のぼりが見事ですし、
夏はハスがいっぱいに咲いた中を巡る観光船が出たり、
冬は白鳥が飛来したりしますですよ。
館林は、「釜玉うどん」というのをおしているのですが、
駅前にある、花山うどんさんのは、容器がかわいいので、ぜひおすすめしたいお店ですなあ。
・・・アレ?
なんだか館林の観光名所を押し付けがましく紹介しちゃってスミマセヌ。
茂林寺のタヌキさんたち。
季節ごとの衣装を着たりするので・・・
って、しつこいですな。
えへ。
投稿: ゴン太 | 2016年12月24日 (土) 11:27
>マコママさま
こんばんは☆
はい、良い企画展があったので 出かけて参りました。
おぉ、マコママさんは 本場オルセーで ご覧になったのですね♪
デフォルメしてあるのに とても生き生きとしていて素晴らしい作品でしたね。
マコママさんも素敵なクリスマスイヴ、
そして クリスマスを お過ごしくださいね☆
いつもありがとうございます
投稿: 花mame | 2016年12月24日 (土) 18:28
>ゴン太さま
こんばんにゃ☆
はい~御地群馬県へ お邪魔して来ましたよ♪
おっしゃるように、展示物と言い、ロケーションと言い、
とても魅力的な美術館でした。
あぁ、ゴン太さんは ご存知なかったのですね、
また第2弾というような展示をしてほしいものです。
とても細かな作業を施した作品がたくさんあり、
目が痛くなるまで見てきましたよ。
おぉ、田山花袋文学館のあたりの情報を ありがとうございます!
どの季節に行っても楽しめそうですね、ぜひ次回は行ってきます。
そして「釜玉うどん」のお店、今度ぜひ行きたいです。
かわいい器も見てみたいですから♪
おぉ、茂林寺には やはりたぬきさんがおられるのですね。
そちらも楽しみだ ヽ(´▽`)/
また たくさんの観光情報をお願いしますね。
行く前には報告をしたいものですが
何せ 行きあ旅ばっ旅なもので・・・。
いつも ご丁寧なコメントを ありがとうございます ヽ(´▽`)/
投稿: 花mame | 2016年12月24日 (土) 18:36