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2016年3月

2016年3月27日 (日)

雪割りと雪解けと

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スコップの 波間に吹くや 春の風     花mame

 

 

この時季にすれば マイナス10度前後と、

冷え込みのキツい日が続いていましたが

ここ2日程は、晴れて 暖かな日となっています。

 

冷えると 氷のように堅くなる雪も、春の陽に 少しは 緩んできた模様。

サクサクサクッと スコップも通ります。

 

 

 

 

 

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モクレンの花芽も 雪の中から登場、大きくなっています。

ここね、地面から 2メートル程上になります。

日蔭には まだそのくらいの雪はあるのです

 

 

 

 

 

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雪割り、と言うよりは、日蔭の雪を 日向に移しつつ

融かしやすくする作業。

屋根雪とともに落ちた氷も 混じっています。

 

 

 

 

 

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陽に透かすと キレイ~

バックに お隣の桜の木も写っていた

太陽が不思議な感じに写ってますね。

カメラのせいだな

 

 

 

 

 

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冬の通路は 花畑の上なので、

春の通路を開けるべく 雪割り作業。

上の画像の モクレンの花芽は この上から撮りました。

 

 

 

 

 

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手作業も 結構 大変なので、お日様の力を借りるべく

融雪剤を撒きました。

燻炭なので、雪が融けた後には 自然に帰ります。

畑の上などでは 土壌改良材にも なるのだそうですよ。

 

 

 

 

 

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こんな感じの物です。

 

 

 

 

 

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融雪剤を撒いてからも、雪が 降る降る。

降っても 春の淡雪。

融雪剤の所は、お日様が照ると いち早く融けてしまいます。

 

 

 

 

 

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ツツジの雪囲いが 随分と出て来ました。

これが 全て埋まっていたのですから、雪国 恐るべしです。

後ろの雪山に比べると 手前の方が融けているので

やはり 融雪剤効果でしょうかね。

 

 

 

 

こちらは、先日 ドライブに行った時に  見た風景。

 

 

 

 

 

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2016年3月23日 (水)

春の花 ・ 爛漫

お彼岸の中日の21日に、東京も 桜が開花したとか。

それでも、また寒の戻りがあるとのことで、満開には まだ間がある様子。

とは言っても、今年も 花mameの帰京は 4月に ずれ込みそうなので

東京の桜には 会えない見込みです (´-д-`)

 

今年の花見も 東北かしら? 土higeさん? ( ´艸`)プププ

 

南の方からは そんな春のお知らせが あるけれども

当地は まだまだ雪深い季節です。

今朝も 久しぶりに 雪が降り、少しだけ 冬に逆戻り

日中の日射しに すぐ消えてしまう 儚い雪だけれども

3月下旬の雪景色には ちょっと テンションが下がります。

 

 

 

さて先日、

友人のお宅に お伺いした際に、春のお花を 持って行きましてね。

 

 

 

 

 

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八重のオレンジチューリップ、ピンクの一重チューリップ、

黄色のラナンキュラス、

ピンクのラナンキュラスに ピンクのスイトピーです。

 

 

 

 

 

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ピンクのラナンキュラスの方、中から グリーンが

実はこれ、オシベが変化したもの。

花の中心から 葉っぱが モコモコ ・・・ 面白い品種です。

このコの名前は 「 レイネッテグリーン 」 と言うそうです。

葉ボタンの 色を逆にしたみたいね (*^ー゚)b

 

 

 

そして、東京の友人から アレンジの写真が 送られて来ましたよ。

 

 

 

 

 

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2016年3月14日 (月)

春先点描

3月も半ばに 入り

雪国の我がイナカでも、春の兆しが 見えて来ました。

 

雪は 時折 降りますが、春の日射しの方が 強いようで

すぐに 融けてしまいます。

どうせ 融けるんだから、降るだけ無駄なのに、ね ( ´艸`)プププ

 

お空の在庫も そろそろ尽きて来たのかな、と 空を見上げる毎日です。

 

 

春が近付いている様子を、

お馴染みの お隣の屋根の変化で ご紹介しましょ。

 

 

 

 

 

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屋根の背骨に乗っている雪が

なかなか 落ちなかったのだけれども。

 

 

 

 

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ふと見ると、いつの間にか 落ちていた。

 

 

 

 

 

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青空と雲だけ見ると、まるで 夏のよう。

屋根の上に 雪さえ無ければ、ね。

あ、桜の木に緑があれば、も 付け加えなければ。

 

 

 

 

 

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先に書いたように 降っても すぐに融けてしまうので、

ここのところは こんな 雪の無い風景。

屋根雪に 隠れていた部分が 出て来たので

桜の木が 大きくなったみたい。

 

 

 

 

 

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ふんわりとした 雪屋根も いいけれど 

  出て来たトタンの 鋭角嬉し      花mame

 

 

 

 

 

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灯油タンクに くっ付いていた氷と

それに 下がっていたツララが 暖気で そのまま落ちたよう。

ちょっとした 芸術作品のようでした。

 

 

 

 

 

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南に面した雪壁からも 太陽熱で 雪が融けて ツララになって。

 

 

 

 

 

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通路の脇の雪壁は 柔らかいパンのようにも見えるけど

実のところは、結構 堅雪に なっているのです。

 

 

 

 

 

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除雪を まめにしている道路は さすがに出て来ました。

簡易舗装なので、一冬過ぎると 傷みが目立ちます。

 

 

 

 

 

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玄関前のオンコ ( イチイ ) の木と 紫陽花の雪囲い。

南に面した部分が 出て来ました。

もう少し 暖かくなって 雪が緩んで来たら

つっついて 融けやすくしてあげましょう。

 

 

 

 

 

 

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そうそう、先日の ツララをアップした記事

夕焼けを映したツララを ご紹介出来なかったので

後日 写した画像を ここで載せておきましょう。

この季節の夕焼けは オレンジではなく ピンク色なのだなぁ。

 

 

 

 

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2016年3月11日 (金)

5年

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鎮魂の 灯のゆらめきて 花は咲く    花mame

 

あの日から 5年。 

今年も この日となった。

 

毎年、何が出来るか、

何をしなければいけないのかを 改めて 問いかける日。

 

いえ、この日だけでなく、

日々、問い続けなければいけないのだ。

5年経とうが、10年経とうが。

 

地震の多い国に 生まれたのだから

自分にも 起こりうることなのだから。

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2016年3月 8日 (火)

日一日と春を感じる この季節に

3月に入ってから 雪が降っていない、と 前回の記事に書きましたが

「 雨 」 の方は よく降ってくれます。

 

お陰様で 屋根に積もった雪は、滑り落ちて来たり 融けて消えたり。

ありがたい話では ありますが

また 窓が暗くなったので、明るくなるように掘りましたら

久しぶりに 少し腰が痛くなりました (;´д`)トホホ…

湿布を貼って 復活です。

 

いつものベランダから見える お隣の屋根などの景色から

雪の姿が ほとんど見えなくなりました。

 

いえ、もちろん、

地面の上には まだ1~3メートル超の雪が ありますけれどもね。

 

 

街中の道も 雪が融けて ・・・

 

 

 

 

 

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グッチャグチャ。

歩きにくいこと、この上なし。

 

 

 

 

 

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交差点近辺は 雪解け水が 大きな水たまりを作っています。

道を渡るのに、水をジャブジャブ 漕いで行かなくてはいけません。

北海道では この時季に、一番 長靴が売れるのだとか。

確かに 確かに。

 

でも、この水たまりの底が 時々 凍っていることがあり

ヘタに歩くと 滑りそうになることもあります。

皆が皆、足腰が丈夫ではないのに、

どうにかならないものか と 思いますわ ・・・ ( ´・ω・`)

 

 

 

 

 

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冬のアイスバーン対策に、

街中には 滑り止め用砂の入った こんな箱が

あちこちに あるのですが

使用済みの砂が 道路に たくさん たまっているのが

見られる季節にも なっています。

この砂たちは 雪が完全に解ける頃に

大がかりに お掃除されることになります。

 

 

 

 

 

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室内では、前々から ご紹介している、

シンビジュームの花が とうとう 咲きました

 

春の光が 強くなって来たなぁ、と言う頃から

ツボミが どんどん大きくなって

アッと言う間に 開花。

 

春を感じて 咲いた花も

それを見て 春を感じる人間も

同じ生き物なのだなぁ と思いますね。

 

 

 

当地は そんな時季ですが。

 

 

 

 

 

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2016年3月 3日 (木)

ひな人形展

3月に入ってから 雪らしい雪が降らず

概ね 晴れの日が続き、

我がイナカでも やっと春の陽光を 感じられるようになりました。

 

とは言え、冬将軍が 気まぐれで  「残業 」 するのでは ・・・ ? と

まだまだ 油断は出来ませんけどね。

 

 

そんなうららかな空の下、

今日は 桃の節句。

実家でも 東京の自宅でも お雛様が飾られています。

 

     そう、自宅の方では、土higeさんが飾ってくれたようです (o^-^o)

 

 

昨日、用事で 出たついでに、

公共施設で行われていた、「 ひな人形展 」 を 覗いて来ました。

我がイナカのこと、大きな展示会では ありませんでしたが

歴史に触れつつ 楽しんで来ました。

 

 

 

 

 

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市民の方から 寄贈されたものだそうで、

大正時代から 昭和 40~50 年代の ひな人形が展示してありました。

上の画像は 「 大正中期 」 のもの だそうです。

 

 

実家のお雛様 も、伯母の雛人形だった物で

大正末期ではないか と推察しています。

 

 

 

 

 

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ひな人形自体が 小さめで 可愛らしい感じでした。

女雛の冠が 豪華です。

 

 

 

 

 

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こちらは 「 昭和初期 」 の 「 御殿飾り雛 」 だそうで

屏風の前、親王台の乗っている場所が まるで お部屋のようでした。

アップの写真は 撮り忘れ (;´▽`A``

 

 

上の2つで 今の雛人形と 大きく違うのは、

まずは、三人官女。

立っている官女と 座っている官女が 今のものとは 逆です。

 

そして、下の方に、「 高砂 」 のような人形などが あること。

 

 

 

 

 

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古いものなので、松の木の葉の部分は なくなっています。

両脇の人形は 何を意味しているものなのかは 「 ? 」 。

 

 

 

 

 

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その家の女の子の 長寿を 願ったものでしょうかね。

 

 

以下、全体像は 省略、内裏雛だけを ご紹介します。

 

 

 

 

 

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こちらは 「 昭和20年代 」 の 「 御殿飾り雛 」 。

こちらも、屏風が お部屋の一部のよう。

 

 

 

 

 

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昭和40年代の内裏雛。

全体に 大きめになって来ています。

冠やお飾りなどは、現代の物に近いかな。

 

 

 

 

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昭和 40~50 年代の内裏雛。

人形が かなり大きくなっています。

雛壇の幅は どれも同じだったけれど、

これは 幅が窮屈な感じがしました。

 

 

 

 

 

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こちらは、昭和7年ごろの お雛様だそう。

きっと 内裏雛だけ 寄贈されたものでしょう。

 

 

 

 

 

そして。

 

 

 

 

 

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花mameは、初めて見ましたが 「 掛図 」 と 言うもの。

 

 

 

 

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古くからあった物のようですが

戦中戦後にも ひな人形に代えて 利用されたそうです。

今で言う、タペストリーでしょうかね。

 

こちらの掛図は、内裏雛の並びが 逆になっています。

これは  「古式 」 の並びとのこと、

京都 始め 関西あたりでは、この並びと聞いたことがありますが

そちら方面に関係のある 掛図だったものでしょうか。

 

 

 

 

 

もうひとつ。

 

 

 

 

 

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