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2014年7月13日 (日)

我が家の花 - 2014 - その続き

2日ほど 猛暑が続きましたが、今日は かなり涼しい。

今現在は 26度程とか。

朝は 冷たいくらいの風でしたが

今は 気持ちが良い感じの風が 吹いています。

 

さっき、ちょっと 雷鳴が聞こえたような ・・・ 。

雨が降るのかな。

 

 

 

さて、先日の 「 我が家の花 - 2014- 」 の 記事の

最後にあった植物を ご紹介します。

 

咲くまでの過程を ダイジェストで ♪

 

 

 

 

 

Img_010402jpg

花芽が伸びて来ました。

ツボミは どうやら 数個ありそう。

 

 

 

 

 

Img_0133

ツボミは 4個。

大きさが違うので 同時には 咲かないようです。

 

 

 

 

 

Img_0103

ツボミの先が割れて シベが見えて来ました。

この感じは メシベですね。

 

 

 

 

 

 

Img_0104

さぁ、咲き始めましたよ。

 

ひとつ上の画像から こうなるのは ホントに一瞬。

パッ!と 開きました。

 

 

 

 

 

Img_010702

このコの名前は 「 ヒメロカリス ・ スペキオサ 」 。

別名 「 スパイダーリリー 」 。

 

 

 

 

 

 

Img_011002

さらに 開く。

「 リリー 」 と付いたのが わかる お姿ですよね。

 

 

 

 

 

Img_011202

上から。

個性的な形、美しい色合い。

一度見ると 忘れられない花だと思います。

 

「 スパイダー 」 の意味が ちょっと わかって来ました?

 

この花は

細長い6本 ( 枚 とは言い難い ) の 花弁と

その根本にある ロート状の副花冠で 出来ています。

 

その6本の花弁が 蜘蛛の足に見えると言うことで

「 スパイダー 」 と 付いたようですよ。

 

 

 

 

 

Img_0120

一度に 2つの花が 2回咲きました。

 

ちなみに これは実家から持って来たもので

実家の方は 7つ咲いたそうです。

やはり 1000キロを超える旅をして来た分、

うちのは ちと お疲れだったのでしょうかね。

 

この花を見た人は 誰もが 「 初めて見た 」 と 言います。

確かに 珍しい花ですものね。

 

 

 

< プロフィール >

 ・ 分   類 : ヒガンバナ科

 ・ 原産地 : 北アメリカ

 

「 ヒメノカリス 」 とは ギリシャ語で 「 美しい膜 」 と言う意味だそう。

真ん中の副花冠を 言ったものでしょう。

 

 

 

そして、ユリのように 夜になると

柔らかな とても良い芳香が あります。

 

 

 

 

 

 

Img_010602

ロート状の花冠が よくわかりますでしょ。

「 美しい膜 」 と言うに ふさわしいですよね。

 

そして、シベの 白からグリーンへの グラデーションも。 


 

 

 

 

Img_0130

花弁が丸まって 少し 弱って来ました。

 

 

 

 

 

Img_0129

下り坂になっても 美しい。

人間も こうありたいものですねえ。

 

いえいえ、見た目だけでなく もちろん 中身もですよ。

 

 

 

 

 

Img_0128

花弁が枯れても メシベは しっかりと何物かを指し

オシベは 色を忘れていません。

 

 

これだけ シベが しっかりしているので

受粉すれば 種が出来るのかもしれませんが

増やす方法は 球根の分化だそうです。

 

でも、うちのは もちろん

実家のも まだまだ増えるには 至らないようです。

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花 - うちの花」カテゴリの記事

コメント

こんにちは 花mameさん 

ヒメロカリス ・ スペキオサはエレガントな花ですね。

花弁がすらっと伸びているため、あれだけ基部で副花冠がそれを補って広がっているんでしょうね。

またその副花冠から雄蕊がこれまた細長く伸びているんですね。珍しい形ですね。

球根で増えるため種ができなくてもいいんでしょうが、おしべとめしべはそれが不本意で受精をしようとがんばっているみたいですね。 

投稿: | 2014年7月13日 (日) 17:42

こんにちは
 
「 ヒメロカリス ・ スペキオサ 」別名 「 スパイダーリリー 」
私も申しましょう。 見たことな~い、初めて見ました!
どこもかもが何と繊細なお花でしょう。
そして別名の スパイダー リリーが納得のお姿です。
ヒトデのようにも見えましたが、ヒトデにしては1本多いですね。
副花冠の美しい膜というのも、たしかに。
どこまでも繊細さを追求したけれど、美しく咲くには支えは必要だった、
みたいな感じが面白くもありますね。
夜になると立ちのぼる甘い香りというのも魅惑的ですね。
だんだんほっそりとした白魚のごとき指にも見えてきましたヮ(^^)

投稿: ポージィ | 2014年7月14日 (月) 10:59

>名無しさま
 
こんばんは☆
植物に お詳しいので 多分、
○○○○○さんだと思うのですが・・・ (o^-^o)
 
おっしゃるように エレガントですよね。
色も 単に白なんですが、それも エレガントな感じなのですよ。
 
あぁ、なるほど、花弁と副花冠の関係は そうなのですね。
植物は よく出来ているものですねえ。
 
そうですね〜 種は必要ないのかもしれませんね。
あれだけ立派なオシベとメシベですから
受粉すると ひょっとして・・・と言う気になったんですが
球根が弱りそうなので やめました (*´ェ`*)
 
そのうち 球根が増えたら 一度くらいは試してみたいものだと思います♪
 
 
 
 
 
>ポージィさま
 
こんばんは☆
 
おぉ、ポージィさんでも ご覧になったことがないですか!
実は これ、土hige母さんから譲られたもので
花が咲くまで名前がわからなかったのです。
実家に来て 4年程でしょうか、
何となく 付き合い方がわかってきたところで
一株 分けてもらいました。
 
おっしゃるように 繊細ですし
ヒトデと言うのも わかります。
腕が1本足りませんが 形がクモヒトデに似てますよね♪
うふふ、白魚のような指、美しい指のたとえですね。
 
そうですね、花冠と花弁の関係。
やはり 綺麗に咲くために この2種類は必要だったのですね。
 
香りは本当にいいのですよ
鼻を近付けなければ わからないくらいなのに
空気の動きで ふっと香ったりするのです。
 
温室などで見られることもある とのことですので
いつかどこかで 出会うことがあるかもしれませんね。
いやいや、いつか お分け出来るよう
うちのを ちゃんと育てておくことにしましょうね ☆゜・。。・゜゜・。。・゜

投稿: 花mame | 2014年7月14日 (月) 23:40

花mameさん~!
こんにちわ。
先月末から今週にかけて入れ替わり立ち代わり
何かのウィルスに感染し体調が思わしくなく
臥せっていることが多かったので、PCも全くさわっていなかったので、
訪問できずにいました。
このお花、面白いですね!!
ヒガンバナ科ということなら、この細長い花弁は
分かる気もしますが、ユリの涼やかな凛とした雰囲気もわかります。
ブログの写真から香りも漂ってきそうなフレッシュな感じが良いですね。
体調の悪さも少し忘れれそう。
ありがとうございました。

投稿: マック | 2014年7月16日 (水) 14:36

>マックさま
 
こんにちは♪
 
あらら・・・ 体調不良だったのですね。
記事の更新がなかったので お忙しいのかな、と思っておりました。
いえいえ、ご訪問に関しては どうぞ お気遣いなくね。
 
面白いお花でしょう。
細長い花弁と長いシベは 彼岸花を思わせるところですよね。
ついたツボミが 全て一度に咲きそろったなら
白い彼岸花に見えるかもしれません (o^-^o)
でも、咲き始めは まるでユリ。
最初に名前を付けた人は すごいなぁと思います。
 
御地でも 暑い日が続いているでしょうし
文面から まだ良好と言う訳ではなさそうなので
どうぞ お身体お大事になさってくださいね

投稿: 花mame | 2014年7月17日 (木) 17:26

こにゃにゃちにゃん♪

おお、おおお!
前回の続きですな。
葉っぱのお写真を拝見して、グラジオラスかなあ、とかメジャーなお花を予想していましたが・・・・・・
なんと、珍しいお花!

>パッ!と 開きました

もしかして、開く瞬間をご覧になられたのですか?
だとしたら、すごいことですよなあ~。
なかなか花が開く瞬間なんて見る機会ないですよ。
どんなに、日常にありがちな花でさえ。
しかも、こんなに珍しいお花の開花の瞬間をご覧になったとしたら。
ああ。

お花。
カタチも、色も、繊細でええですなあ~。
オシベの、白から緑へと色が変わるところもエエですなあ~。

>実家のも まだまだ増えるには 至らないようです

花mameちゃんのお母さま。
本当に、珍しいお花を育てておいでなのですなあ。
花好きなのだろうなあ。
花mameちゃんがお花が好きなのは、ママリン様の影響だったりするのでしょうか?

投稿: ゴン太 | 2014年7月20日 (日) 13:56

>ゴン太さま
 
こちらにも ありがとうございます!
 
あは、予告の画像は 葉っぱと花芽のアップだけだったので
何だか わかりませんでしたよね。
見たことのない方も多い様子、やはり珍しいお花なのでしょうね。
 
ツボミの様子、花の様子を見て
もうすぐ開くかな、と思っていたら
いつの間にか開いていた、と言うのを 3度繰り返したので
これは おそらくパッと開くものなのだと思い、
最後の4個目の花の時は 出来るだけ目を離さずにいたのです。
で、3枚目と4枚目の写真を撮ったと言う訳です♪
ホントに一瞬で 4枚目の状態になったんですよ。
 
ハスの花は 「ポン」と音を立てて開く、と言いますが
(実際には音はしませんけどね♪)
これは「パッ」と 音がしたように思いました ヽ(´▽`)/
 
この花の形も 見慣れると こんなものかな、と思うようになるのでしょうが
まだ目新しいので
ゴン太さんのおっしゃる 繊細さ、オシベのバイカラーに
とても魅力を感じているのです
 
あは、母は花好きなので あちこちから集まってくるのですよ。
本人は 新しいものは わかるまでに時間がかかるので
もう面倒だ、なんて言ってますが
こんなキレイな花を咲かせてくれるものだと
やはり嬉しいのだと思います。
花好きも 遺伝するものなのか、
それとも 環境的要因でしょうかね ○o。+..:*○o。+..:*

投稿: 花mame | 2014年7月24日 (木) 18:15

こにゃにゃちにゃん

>出来るだけ目を離さずにいたのです

うわわわわっ。
やはり、開花を待って、ご覧になられたのですな~!

>これは「パッ」と 音がしたように思いました ヽ(´▽`)/

ふむふむ。
開花の瞬間・・・とても特別な瞬間だったことでしょうなあ~。
開花の音「パッ」としたように思われましたか~。
ああ、開花を待ったかいがありましたですなあ。
開花の瞬間なんて、そうそう見られるものではない、貴重な瞬間ですからなあ~。

>母は花好きなので あちこちから集まってくるのですよ

おお、人徳ですなあ~。
好きな人の所に好きなものが集まるのは、
その方の人徳に違いないのです。
あと、好きなもの同志、引きあっているとう可能性もありますですなあ。

> わかるまでに時間がかかるので

おお、お花を愛する方ならではのお言葉ですなあ~。
お花を上手に育てられる方は、
お花に注意を払っているのですなあ。
フツーの人は、「わかる」前に枯れちゃったりしますですからなあ。
トホホ。

きっと、遺伝です!(なぜに言い切り?)

投稿: ゴン太 | 2014年7月25日 (金) 16:08

>ゴン太さま
 
こちらにも ありがとうございます ヽ(´▽`)/
 
そうなのです。
この花は 膨らみ始めてから咲くまでが とても短いので
そんなに長く見ていた と言う訳ではないのですが
咲いた瞬間は 感動でしたよ♪
普通は 少しずつ開いて行くのに 一瞬で開くのですから。
 
ふふ、集まってくるのは 人徳ですか (o^-^o)
いらない お花を 押しつけていく人も いないことはないのですが ( ´艸`)プププ
これもまた ご縁と言うことなのですよね。
 
あは、わかる前に枯らしちゃいますか。
そういえば 先日、
何年も育てていた万年青と言う植物を枯らしてしまいました ( ´・ω・`)
どうして枯れたのか 原因もわからないのですが
枯れられるとテンションが下がります。
 
遺伝ですね!
了解致しました (* ̄ー ̄*)

投稿: 花mame | 2014年7月25日 (金) 17:17

こんにちは 花mameさん 

すみません、 2014年7月13日 (日) 17:42 の書き込みは、バレバレでお見通しのようでしたが確認しないまま送っていまして、失礼しました。

でもなぜ届いたのか不思議な気もしますが??

またよろしくお願いします。、

投稿: プロフユキ | 2014年7月25日 (金) 21:58

>プロフユキさま
 
こんばんは☆
お返事が大変遅くなり 申し訳ありません!!
 
いえいえ、コメントを何度か頂いてますと
どこかに「らしさ」が出るようで
多分この方だろうなぁ と わかることもあるのです (o^-^o)
 
今、コメントの設定を確かめてみましたら
名前とメールアドレスが必須になっていないのでした (*´ェ`*)
なので 無事届いたのですね。
 
こちらこそ、また宜しくお願い致します。

投稿: 花mame | 2014年7月29日 (火) 23:34

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