どんよりとした 空模様。
風が強く、雲間に青空が見えて 時々 日も射すのですが
その風も、心なしか 湿っぽい。
少ししかないけれど
雨マークのないうちに 出来るだけ 洗濯も済ませた方がいいな、
と思う 季節の到来です。
さて、そんな 鬱陶しい日には
お花の画像でも アップしましょう。
タイトルを観て、
あれ? お花見は 昨日で終わったんじゃ??
と 思われたかもしれませんね。
花は 桜だけではないと言うことで 「 番外編 」 を 設けてみました。
いったい 画像のストックは どれだけあるのか ・・・ って とこですよね。
いや、それは もう たんまりと ( ̄▽ ̄)
と言うことで 本題へ。

お花見ツアーの途中で 見つけた花たち。
この時季は 桜が主役で
他にも 咲いている花が あるのだけれど
どうしても 脇役的位置に 置かれている気がします。
なので、珍しい花たちでは ないけれど
ちょこっとだけ ご紹介しておきたくて。
上の画像は 日本水仙の仲間でしょうかね。
きっと そばに行くと いい香りがするのだと思います。

花の位置が高い上に 逆光で はっきりしませんが
ハナモモでしょうか。
北海道から こちらに来た時
同じ木に 色の違う花が咲いているのを見て 感動したものです。

シロヤマブキ。

八重のヤマブキ。
昔、実家の 隣のお庭にも 咲いていました。
懐かしい花です。
この花を見ると 思い出す お歌と、
それに まつわる お話があります。
有名なので、ご存知の方も多いでしょう。
江戸城を築城したことで有名な 太田道灌が
山道で雨に降られ、農家に 蓑を貸してほしいと頼んだところ
農家の少女は 一輪の山吹を 差し出したとのこと。
当の太田道灌は
「 花が欲しいわけではない 」 と怒り、立ち去ったのだけれど
その夜、家臣の者から
「 後拾遺集に醍醐天皇の皇子・中務卿兼明親王が詠まれたものに
『 七重八重 花は咲けども山吹の 実の ( 蓑 ) ひとつだに なきぞかなしき 』
と 言う歌が あります。
その娘は 蓑ひとつない貧しさを 例えたのではないでしょうか。 」
と 言われたとのこと。
その言葉に 自分の不明を恥じて、
その後、歌道に精進するようになった、
と言う、あくまでも 「 お話 」 です。
実際、道灌は かなりの秀才で、
父も 連歌の達人として 知られていたそうですよ。
本当の話なら
農家の娘さん、相当に 学があったのでしょうね。
で、八重の山吹には 実が成らないのか、と言うことですが
どうやら 成らないようで。
ウィキによると
「 七重八重 」 は 山吹が 重なり合って咲く様子を表したもので
山吹の実が 堅くて食べられないので
山ほど 花が咲くのに 食べられるものが ひとつも成らない、
と 解釈する向きも あるようです。
これが 堅い実を成らすヤマブキ。
さて、ヤマブキはここまでとして。
最近のコメント