時の流れと言うもの
此処にいても 彼の地にありても 同じニ歳 ( ふたとせ )
もう、と言う人 まだ、と言う人
時の流れの速さ と言うものは
その立場立場で 感じ方が 違うものだ。
心を寄せているつもりでも
そこから 遠くに暮らす者にとっては
もう2年なのか、と言う気持ちであっても
震災に遭って、まだ 先の見えない方たちにとっては
まだまだまだ ・・・ いくつ重ねても 足りないくらいなのだ と思う。
あの震災で たくさん学んだことの中の ひとつに
「 絆 」 と言うことがあった。
自分の周りの人たちを 大事にしよう。
つながりを 大事にしよう。
と 誰もが思ったはず。
周りの人たちの大切さ、労いの言葉、感謝の気持ち。
特別なことではなく
当たり前過ぎて 気が付かなかったようなこと。
でも、あれから たった2年なのに
忘れかけては いないだろうか。
朝の番組の中で 家族を亡くした人が
「 あの日 どうして一言 『 気を付けてね 』 と 言ってあげられなかったのか 」
と言うようなことを 話していた。
その気持ちが 痛いようだった。
人間と言うものは とかく
余計な一言は 多いのに
大事なことは 言葉足らずだったりする。
言ってしまったことは 消えないし
その時 言うべきだったことを
その時に戻って 言うことは出来ない。
時間の悲しさ、怖さは
決して戻らない と言うことなのだ。
今日のこの日を機に 思い出すのではなく
常に 忘れずにいたいもの。
14時46分。
我がイナカでも サイレンが鳴った。
改めて 亡くなった人たちに 黙祷を捧げ、
一日も早い復興を祈った。
| 固定リンク | 0
« 今日は何の日 | トップページ | 春が近づいて来た »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ふたつの 「その後」(2025.06.10)
- 早咲きの桜(2025.04.02)
- 星空観察(2025.02.01)
- あけましておめでとうございます(2025.01.07)
コメント
こんにちは
花mameさんのお言葉 すべてに
私の思いもぴたり 重なりました。
あまりに深い喪失感は 時間の感覚を
失わせてしまうものですね。
また、辛い苦しいときを重ねるというのは
怖いもので、狭い不自由な仮の住まいで
先のよく見えない毎日を送るうちに、
あんなに絆を確かめ合った家族ですら
言い争いが増えてしまったと、
そういう方たちも多くなってしまって
いるそうです。
酷です。大震災はまだ現在進行中ですね。
私たちの思いも常に共にありたいものです。
投稿: ポージィ | 2013年3月12日 (火) 10:32
>ポージィさま
こんにちは。
そうですね。
同じ時間なのだから 復旧復興にも
身近な人に対しても
有意義な形で 使って行きたいものだと思います。
そして、その場所 その場所 によって
復旧のスピードが違っているようで
果たして 復興している、と言える所があるのだろうか、
とも思わされます。
言い争い。
確か 被災地を後にして避難する際にも
家族や親類関係で 険悪になってしまうと言うことを
聞いたことがあります。
出来事が大きすぎて
何を どうしていいか わからないでいるうちに
被災地にいる方たちの 身体にも 心にも
ストレスが いっぱいになっているのですよね。
またこれから
何が出来るか 考えて行きたいと思います。
投稿: 花mame | 2013年3月12日 (火) 16:05
雪解けとともに(?)
更新ペースが増し。
追いつけずにおります。
○ボク自身のところは更新してますけどね^^>
ボクもあの日のあの時は、黙祷させてもらいました。
・・「死ぬも桜。生きるも桜」(男たちの大和より)
・離れていくものが時間などというと・・(時計絵)
ボクもどんどんオキザリにされている感じです。(平手)オーイ.
投稿: 海ton | 2013年3月13日 (水) 07:38
>海tonさま
こんにちは。
いやいや・・・先日も大雪が降り 雪解けには程遠い当地。
今日の雨で 少しは減ってくれるといいんですが。
2年の歳月、そしてこれからの歳月。
先日の北海道の暴風雪災害のように
それぞれの土地で それぞれの問題が出来たりして
いつもいつも 忘れずにいることは無理ですが
早く みんなが普通に暮らせる日が来るように
出来る支援はしていきたいものだと思います。
投稿: 花mame | 2013年3月13日 (水) 10:35
ボクなんかは、黙とうするばかりなのです。
あの~ところで、
なんという頓馬なミス・・
舞台裏を見せてしましまして・
・離れていくものが時間などというと・・(時計絵)
ボクもどんどんオキザリにされている感じです。(平手)オーイ.
(時計絵)

(平手)
でした。
投稿: 海ton | 2013年3月13日 (水) 20:34
>海tonさま
こんにちは。
黙祷しながら かの地の人たちに思いを馳せるのも
また大切なことですよ。
絵文字。
はい、わかっておりますよ (o^-^o)
投稿: 花mame | 2013年3月14日 (木) 17:05