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2012年3月13日 (火)

春近づく

今日も 朝から 晴れの良い天気。

だけど、風が強く 最高気温でも 10度となっておりまする。

 

今年の冬は いつまで居座る気なのか。

春ちゃんが なかなか日本に入ってこられないではないか。

 

 

そうは言っても、

↓ この画像から見ると 春に近づいてますわよね。

 

 

 

 

  

Rimg0026

吹雪の図。

花mameの技術でも 写真に収められる程の 雪の降りよう。

 

 

 

 

Rimg0028

上の吹雪だけで こうなったわけではないけれど

数ヶ月の降雪の結果です。

下から見ると そんなに積もっていないように見えて

屋根に乗ってみると

1メートル近くも あるのですよね。

 

しかも 気温が低いので 垂れ下がった雪も落ちやしない。

寝相の悪い子の ベッドから落ちかけている布団のようですわ。

 

 

 

それが。

 

 

 

 

 

 

 

 

Rimg0030

前に記事にしました、実家の屋根から 雪が落ちて 数日後、

垂れ下がった雪に 引っ張られる形で

ドド~ンと 落ちた ・・・ らしい。

朝起きたら 落ちていたので、音までは わからなかった ( ̄▽ ̄)

 

左側に飛び出しているのは 「 雪庇 ( せっぴ ) 」 と言います。

読んで字の如しの 「 雪のひさし 」

 

屋根に積もった雪に 強い風が吹き付けて

風下側に どんどん 雪が成長して出来ていきます。

これは 大きくなりすぎると

自分の重みで落ちてしまう キケンな代物なので

自然に落ちる前に 落とすのですが

ここは 公共の建物だし 冬の間は あまり使うことがないため

除雪は 後回しになっていたのですね。

 

その 「 ひさし 」 が 落ちる前に 屋根の雪が 滑り落ちてしまったわけです。

 

でも、その 「 ひさし 」 が あるがために 手前の雪は落ちないままでした。

 

さらに 数日後、

町内会の方が いらして 「 ひさし 」 を 切り取り、

 

 

 

 

 

Rimg0064

めでたく ほぼ全て落ちまして

また 数日後には 残った雪も すっかり落ち切った、と 言うわけです。

 

太陽熱で 屋根のトタンが暖まって

屋根に接している部分が 水になり

その水に乗って 雪が滑って落ちてくるのですが

屋根が ここまで暖まると言うことは

我がイナカで言う 「 春 」 になった、と 言うことなのです。

 

 

でも これ、

勢いづいて 滑り落ちてくると

我が実家の窓を ぶち破る可能性もあり。

 

春は ある意味キケンです。

 

 

 

先日 新潟県上越市で起こった地滑りも 春のなせる業。

建物が壊れたり 住人が避難するような 災害になっています。

 

7日に 地すべりが起きていることが わかったのに

昨日の段階で 建物を押しつぶすまでになってしまった。

 

その間に 何とか出来なかったものか 、とも思うのですが

自然を前に 人間とは非力なものだと 改めて 思い知らされる出来事です。

これ以上 被害が広がりませんように、と 祈るばかり。

 

  

春は 気持ちの浮き立つ季節ではありますが

こんなこともあるのですから

春だ春だ、と

浮かれてばかりも いられないのですよね。

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コメント

こにゃにゃちにゃん

「雪庇」
なんだか字面だけみると風流すら感じさせる言葉ですが、
実際は、けっこう危険なシロモノなのですな。
確かに、成長すれば落ちますものなあ。
危ない。

本日のシャトーの方は、最高気温が10度に届かないのでは?という寒い日なのですが、
1枚目のお写真(真冬でしょうか)、
この吹雪の寒さから比べれば、外の寒さなど大したことないと思いましたですな(って比べる方がおかしいか)。

3枚目のお写真の雪を4枚目まで降ろす&
降ろした雪を片づけるのは、重労働なのでしょうなあ。
というか、こんな量の雪を放置して、
花mameちゃんのお家に落下したら本当に大惨事になりそうで怖いですよな。
屋根に残った雪は、滑落する前に溶けてほしいですな。
除雪って、ご近所さんのためにも必要なことなのですなあ。

投稿: ゴン太 | 2012年3月16日 (金) 11:23

>ゴン太さま
 
こんばんは ☆
 
雪庇。
確かに 風情を感じる言葉かもしれませんね~。
「雪」の一文字が付くと
何だか 情緒的な言葉になる気がします。
「雪灯篭」とか「雪見」とか。
「雪見大福」や「雪見酒」は 美味しい言葉ですし(違

でも
「吹雪」や「雪崩」は 嫌ですね。
 
こちらも気温的には そう高くなかったのかもしれないんですが
昨日のような強風がなかっただけ かなり暖かに感じましたよ。
 
1枚目の写真、確か2月下旬だったかと思います。
3月を目の前にしているとは言え、2月中は まだ真冬ですね。
 
そう、この お隣の屋根の雪、
そういえば 1月に花mameが帰京する日に
役所から人が来て 中途半端に落してたんでした。
完全に落していないので
すぐ積もってしまったんですよね。
綺麗に落すには それなりの人数と時間、
そして 重労働をするのだと言う覚悟が必要ですね(*^m^)
 
雪国なのに 家を建てる際
隣との間は 90センチ開いていれば良い みたいな
決まりごとがあるようなんです。
きっと雪が落ちることは考えていなかったんでしょうね。(有り得ないですが・・・)
 
その雪も 地面からと 上からの太陽熱で
少しずつ痩せて来ているそうです。
いくら多くても 夏まで残ることはないですもんね ( ̄▽ ̄)
春は すぐそこです ♪

投稿: 花mame | 2012年3月17日 (土) 00:33

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