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2011年4月 2日 (土)

忘れない

気がつけば 4月。

 

本当なら

新年度、新しいスタートの時であり

木の下には 競って青いビニールシートを敷き

春の到来を喜び 桜花を愛でる季節であり。

 

なのに今年は 皆 気の重い春。

 

震災以降

カレンダーは あの日を起点に回っている。

 

今日で ○週間、今日で ○日。

そして、今日は 22日目。

 

少しは 状況が良くなっているのでしょうか。

今は どんな助けが必要ですか。

 

相変わらず

遠くから もどかしい思いを 持て余し

何が出来るのかを 模索する日々。

 

 

でも。

今、何も 出来なくても

復興するまでの間に 自分に出来る事も 出てくるかもしれない。

 

大事なことは

一時の援助に 終わらないこと。

支援を 持続すること。

 

喉元過ぎても 熱さを忘れてはいけない のだ。

 

 

 

花mameは当日 北海道にいたので、

土higeさんのことが 心配でならなかったのだけれど

当然 携帯は メールもうまく届かないようだったし 電話など とんでもない状態。

パソコンメールは繋がったので それで無事を確認したら

次には 震度5の中、自宅がどうなったのか 不安で心配でたまらなくなった。

隣人に連絡を付けようにも 固定電話も 繋がらない。

 

何せ 焼き物の多い家。

そして 「 ついたて 」 のように 大きなテレビ。

留守にする時は 火の元は始末しているはずだけれど 大丈夫だろうか。

頭の中で 全てが倒れ 壊れて ものすごい状態を想像して 足が震える。

 

やっと繋がった 隣人との電話では

怪我なく 今は 後始末をしている、

高い所の物が落ちて 台所の調味料が倒れて 飛び散ったけれど

電気も ガスも 来ている、とのこと。

 

取り敢えず 安心し

土higeさんに メールで伝えると

徒歩で帰宅する との返事。

会社と自宅の間は 16km程。

歩いて帰れない距離ではないけれど 夜のことだし これまた 心配。

彼が自宅に着いたのは 3時間半程 あとのことだった。

 

 

その自宅は、と言うと

 

案の定、上に置いてあるものが いくつか落ちて 壊れ

観音開きの戸棚からも 食器が落ちて 壊れていたのと

大型家具が いつもの場所から 幾分 移動していた他は

大きな被害も なかった由。

後片付けに 手間をかけさせたけれど

花mameが帰宅した折には 元通りになっておりました。

 

 

ただ。

 

 

 

壊れた焼き物などは 元には戻せない ・・・ 。

 

 

 

 

 

Rimg0222

花mameの ご飯茶碗。

お名前は 失念してしまったけれど 作家物で 辰砂の美しい茶碗だった。

 

 

 

 

Rimg0225

綺麗な辰砂の色、流れた釉薬の感じも 気に入っていたのだけれど。

 

 

 

 

もうひとつ。

 

 

 

 

 

Rimg0223

自作の 伊羅保の皿。

やっと 納得できる形で挽けたもの。

そういうのに限って、なのですわね。

 

 

 

 

 

Rimg0224

それにしても

割れなければわからなかった、こんなに綺麗に 挽けていること。

 

 

 

大事な物が 壊れたり 無くなると言うことは

とても とても 悲しいこと。

ましてや 大事な人を亡くされた方は どれだけ 悲しみが深いことか。

 

 

花mameの焼き物は無くても 何とかなるし

また 新たに 作ればいいだけのこと。

 

 

 

 

でも、被災地では 今もまだ

見つからない家族や 大事な人を探している方も 少なくないことと思います。

一日でも早く 一人でも多くの方が 見つかりますように。

 

そして

大切な思い出の品なども 一つでも多く 見つかりますようにと

願ってやみません。

 

 

今回割れた いくつかの焼き物は

何とか 違う形にして 残しておきたいと思っています。

この災害を 忘れないように。

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コメント

こにゃにゃちにゃん。

安否の確認ができないことほど、不安で怖いものはないと思います。
花mameちゃんも土higeさまも、おけがなどなくて本当に良かったです。
被災地でなくとも、
関東以北では、誰が怪我してもおかしくない地震でしたから。

器…。
無残、といったら酷い表現でしょうか。
きっと素敵なお品だったでしょうに。
災害って本当に怖いです。
いろんな大切なものを奪ってしまうのですね。

あの地震から、もう20日以上経ちましたか。
でも、被災地の状況は、あまり改善されていないような気がします。
経済大国ってなんでしょうね。
なんかむなしいです。
あまり悲観するのもいけないことだとは思うのですが、
なんだかなあ。

たまにお邪魔したら、なんか愚痴っぽい書きこみでごめんなさいですなあcrying

投稿: ゴン太 | 2011年4月 3日 (日) 11:16

>ゴン太さま
 
こんばんにゃ。
いえいえ、愚痴っぽくなどないですよ。
いつも ありがとうございます。
 
離れていると様子がわからないので
本当に不安なものです。
20日以上経った今でも
安否のわからない方が少なくはないと思うのですが
気持ちを思うと 胸がずんと重くなります。
 
器など 被災地の様子に比べたら
どうと言う問題ではないのですよね。
普段から戸棚の地震対策が出来ていれば
壊れなくても済んだのに と思うと
ちと悔しい気もするのですよ。
 
報道の方も だんだん少なくなってきて
特に原発問題など 以前程 報道されてないように感じて
そうなると 状況はちっとも好転はしてないでしょうに
危機感がなくなってくるように思うんですよね。
避難所の人たちのことも そう。
一番怖いのは 状態が何も変わらないのに
だんだんと風化していってしまうことなのです。
 
経済大国。
その名は返上、とならないように
使う所には しっかりお金を使って
経済を落ち込ませないようにしなくては、ね。
やはり 何でもかんでも自粛と言うのは自粛しませんと。

投稿: 花mame | 2011年4月 3日 (日) 23:12

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