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2011年1月11日 (火)

久しぶりに 「 つちもの 」 でも ・・・

まぁ、2日続けてのアップなんて いつぶりのことでしょ (≧m≦)

 

電波の ご機嫌もいいようで

今のところ 接続が切れることも ありませぬ。

 

 

今日は

久しぶりに 何か つちものでも ・・・ と 思い、

実家の茶棚の中を ゴソゴソと探してみましたら

 

 

 

 

1101111637000

地味~~~な湯呑み茶碗が 出てきました (;´▽`A``

 

もっと インパクトのあるものを 期待していたのだけど

今日のところは 見つからず ・・・ 残念 orz

 

使った土は 多分 自作のブレンド土。

ロクロ挽きで、釉薬は 黄瀬戸だと思います。

黄瀬戸にしては かなり茶が強いのですが

土の色合いによって 同じ釉薬を掛けても 違う仕上がりになるのですね。

 

φ 8 cm H 6.3 cm

この湯呑みで 特徴的なのは 重さ。

この大きさなら たいてい100gは 超えるものなのだけれど

この湯呑みは 90g。

 

 

 

重さを決めるのは

作る時の器の厚さと 削り。

 

これは 器の厚さも 比較的 薄めに作ってあり、

胴も それなりに 削ってはありますが

特に 底から腰 ( 器の下部 ) の 部分を 薄く削ってあります。

その部分を薄くすることで 器は 軽く仕上がるようなのです。

 

薄く削るとは言っても 程度もの。

熱いお茶を入れる湯呑みは 特に つちものの場合、

あまり薄くすると 熱さがダイレクトに伝わって 扱いにくいし

何となく 貧弱な感じにもなるものです。

 

それと

腰の部分と その上の部分の

厚さのバランスと言うのも 考えなくてはいけないので

作りも 難しいですが

削りと言うのは それ以上に 気を使わなくてはいけない作業なのです。

 

あぁ、土の感触、カンナで削る時出る シュルシュルとした リボン状の土。

懐かしくなって来ましたよ ゜.+:。(*´v`*)゜.+:。 

 

 

 

ここ数年、

< つち * はな > の 「 つち 」 は ただの看板で、

ほとんど < ひび * はな ( 日々 * 花) > と言う状態でした。

 

今年こそは 名実ともに

< つち * はな > としたいと 思っております。

 

とは言え。

まだまだ 北海道との行き来は続く模様なので

じっくり取り組むのは もう少し先のこと。

 

 

 

と 言うことで ・・・ 。

 

 

 

 

 

  

 

1101111619000 

ちょっと手抜き感満載なのですが

こんな粘土を使って

復帰に向けての リハビリと言いますか、スタディと言いますか、

そんなことを やって行こうかなぁ、と 考えてます。

 

 

 

 

 

なーんて、立派に宣言しちゃってるようですが

実家には 陶芸道具が 何もないので

あるものを うまく使いつつ 紹介出来るものが 作れたらいいなぁ と

ささやかに思っている程度なのですよね・・・ (=´Д`=)ゞ

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陶芸 - 茶器」カテゴリの記事

コメント

おおお!
土の記事、アップですなあ~♪

湯呑み茶碗。
地味といえばそういえなくもないお色ですが、
市販品では見られないような
落ち着いたお色で、
インパクトは、かなり大きいのではないでしょうかなあ~♪
ゴン太的には、グッときましたですな。
カタチも品が良い感じですよなあ~。

粘土…
家庭用のオーブンで焼ける粘土なんてあるのですなあ!
おお「土」記事充実の気配ですかな?
とか言ってみたり。
あは。

投稿: ゴン太 | 2011年1月15日 (土) 09:55

>ゴン太さま
 
こちらにも ありがとうございます ♪ 
いや~ そう言って頂けると嬉しいです ヽ(´▽`)/
カタチは ポッテリとした胴に少し開いた口と、
一時 凝っていたものなのです。
 
はい~ お手軽に陶芸が楽しめるので 便利な土だと思います。
2色あるので うまく使えば楽しい作品が出来そうな気がしますよ。
期待しないで お待ちくださいませ ( ̄▽ ̄)

投稿: 花mame | 2011年1月15日 (土) 20:51

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