雪の季節
とは言え、
それは 北の地の話。
先日アップした 雪景色は
序ノ口だったようで
10㎝ 以上積もった屋根の雪が 落ちては
また 同じくらい積もって 落ちる。
軒下は 結構な雪が積もったよ。
と、花mame母は 言っておりました。
初雪で こんなに積もることは ないわねえ。
とも。
今日は 幾分 暖かいのか
通りの多い道は 解けてきているとのこと。
そんな風に 少しずつ解けてくるのでしょう。
初雪 = 根雪 では
いくら 雪に慣れている北国人でも
ちょと テンション下がりますわね。
しかし、今日の関東地方は 寒いです。
曇りがちだけど 昨日より暖かい、なんて 話、
気象予報士の方が してませんでしたっけ?
気のせい?
さて。
先日、久しぶりに デパートになど 出かけてまいりまして、
焼き物の個展が開催されていたので 寄ってみました。
そこで 手に入れた 「 汲み出し茶碗 」 です。
ざっくりとした土に
釉が とろっと掛っています。
器をつかんで
釉の中に ザバッと浸ける。
手前の器の 丸く抜けた部分、
そして、奥の器の 丸い部分は
作家さんの指の跡。
その指跡も
ひとつの景色です。
何だか この汲み出し茶碗を見ていると
初雪を 思い出します。
子供の時分、
その年に初めて降った雪って 嬉しくて
積もったばかりの
新しい雪の上を選んで 足跡を付けて 歩いたっけ。
人の足跡や 車のタイヤ跡。
それが だんだん重なって 解けていき、
元の地面が出てくる。
土見せの部分が 地面、
釉の部分が はかなくも消えようとしている雪。
そんなふうに 見えるのかもしれません。
作家さんは 寺本和明氏。
箱根強羅の CRAFTHOUSE の館長さんをされているそうです。
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コメント
こにゃにゃちにゃん
ガオーッ!
おお、ざっくりとした
風合いが魅力的な茶碗ですなあ~。
ゴン太は、砂糖が白くついた煎餅みたいなお菓子が
思いつきました。
色気ナシ…。
初雪。
きっと、チビすけ花mameちゃん(失敬?いえ、愛をこめて)にとって
特別なものだったのでしょうなあ~。
初雪によって、これから来るであろう
本格的な冬を予感したり、
冬・雪ならではの楽しみを思ったり?
雪自体が持つ美しさもありますしなあ~。
感性が豊かなお子様だったのでしょうなあ。
過去の花mameちゃんのお話しも興味津々♪
あは。
投稿: ゴン太 | 2009年11月 7日 (土) 16:01
>ゴン太さま


こんにちにゃん
あはは!
どこで見つけた絵文字なのだろうと思ったら
星座のレオでしたね。
さすがゴン太さん、と感心致しました
お返事が大変遅れまして 申し訳ありません!
遅れた分 一生懸命お返事致します!
この方の作品は どれも
ざっくりとしたイメージのものだったように
記憶していますが
取り立てて この器に惹かれたのは
土と釉の様子でした。
コントラストも美しいですし
この土にかけたからこそ この釉の雰囲気になる。
同じ人が 同じ土と同じ釉で作っても
ふたつと同じ器にはならない。
その中で 自分の気に入ったものを見つけるのも
器の楽しみのひとつですね。
気に入ったものを見つけたら
それは もう運命です
おぉ、
砂糖のついたお煎餅、
確かに そんな感じもしますね。
あ~何だか食べたくなってきましたよ。
幼い頃に感じる 雪や冬は
それほど 嫌なものではないんですよね。
寒い朝に起きて ストーブに火を入れるわけではないし
大雪の降った朝に 雪かきをするわけでもない。
手や足が冷たくなって嫌だな と思ってはいても
寒いのが嫌だ と言うこともないのですねえ。
感性は どうでしょw
冬の風景や 心身に感じたことは
今でも ふとした時に思い出されることがありますが
これは 感性が豊かだったからでしょうかw
大人になると
冬が 生活に圧し掛かるものが多くなりすぎて
嫌だなぁ と思うことも多くなりますね。
幼い頃のことは
機会があれば お話ししていきましょう
投稿: 花mame | 2009年11月19日 (木) 14:34