いのち
命ってのは 大事なものなんだ。
一人に ひとつしかないものなんだ。
その持っている長さは それぞれ違うのだろうけど
最後の灯が消えるまで
大事にしていかなきゃいけないものなんだ。
長く生きられる人もいるけど
そうじゃない人もいる。
そうありたくなくても。
もういらないから
あんたにあげる。
って シェア出来るもんじゃない。
だから
自分の分は しっかりと責任を持って
生きていかなきゃいけない。
なんで 自分から断っちゃうかなぁ。
「 なぁ、おまえ。
まだ そんなことばかりやってんのでっか。
ほなら 出てゆけえ~~~。 」
って 神様に言われる程の悪さをして
もう一度 帰って来られるものならいいのだけど ・・・ 。
取り立てて この方に限ったことじゃない。
今日も 若い子が亡くなったことを テレビが伝えていた。
こう言うニュースを聞くたびに 悲しくて やりきれなくなる。
そうなるに至った その人の気持ちもだけど
大事なその人を亡くした
回りの人のことも思うから。
命かけて、と 誓うには
やっぱり 命が必要でしょうよ ・・・ 。
なんて事を
ツラツラ思った ここ数日でした。
さて。
あれは まだ夏の名残ある日のこと。
花mameの留守中に
土higeさんが ある鉢の中に
カタバミを 育てておりました。
いや、育てていた、と 言うより
雑草みたいなものだから
勝手に生えていたものに
お水をやっていたら 茂ってきた、と 言う方が 正しいかな
てことは 育てていたのか
それ、実は フリージアの鉢。
芽が出てきたので、
花mame、
土higeさん曰く 「 無慈悲 」 に
カタバミを 引き抜いたわけです。
そしたら その下から
コロコロとよく太った アオムシくんが 出てきたのです。
土higeさ~ん、何かいる ・・・ 。
アオムシだから チョウの子かなぁ。
育ててみる?
てなわけで
土higeさん、キャベツを敷き詰めた コーヒーの空きビンの中に
そのコを 大事そうに入れました。
その後、時々 キャベツの葉を替え、
霧を吹いて上げて
何とも 心細やかに お世話をしてあげていましたらば、
ある日の朝。
こんな姿になってるのを 発見したのです。
なんと 可愛らしくも 綺麗なチョウでしょう。
新しい生命とは 何と美しい。
このコは 「 ヤマトシジミ 」 と 言います。
体長2cmもないくらいの大きさです。
春から秋まで 関東以西で
よく見られるそうです。
このチョウの幼虫は
カタバミを 食草とするのだそうで
あの鉢の中にいたのは そう言う事だったわけ。
カタバミのある所なら どんな所にでも いるのだとか。
それにしても
地上 20 m 以上の
こんな高い所にまで来て 産卵するとは
恐れ入りますわ。
ちなみに このコは
すでに 翅が飛べる状態になっていたので
すぐに ビンから出して 外に置いてあげました。
身体が温まったら
どこかに飛んで行ったようで
少し後には 姿が見えなくなっていました。
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コメント
こんにちわ。
全く・・・記事を読んでいて同じような事を考えました。
最近・・というかこのところ数年、悲しい、痛ましい事件や記事がニュースで流れると
どうしてこんな国になったんだろうと思ったりします。
子どもの頃、決して多くはなかった事件や事故。
これからの人たちは、モノが溢れる時代だからこそ「いのち」について考えなおさなきゃいかんでしょうと思うkerokeroなのです。
・・・とこのチョウチョ。
なんと愛らしい。
私もよく無農薬のキャベツを切っていると出てくることがある「青虫くん」ですが
どうしても育てられない・・・。
成虫を見ると和むのに・・なぜだろう。
まだまだ修行が足らないkerokeroです。
ちょっとほんわかな一時だったでしょうねぇ。
投稿: kerokero | 2009年10月20日 (火) 16:05
こんにちは^^
どんなに生きたくても、願いがかなわない人も
いるのに自ら命を絶つというのは、悲しいことです。
残された者の涙く姿を見たら、お空の上から
後悔してるかもしれません。
けど、それじゃ遅いんですけどね。
ニュースにはなりませんが、今日も明日も明後日も
見知らぬ誰かが命を絶ちます。
全てが世の中のせいじゃないですが、もっと
弱者が住みやすい世界になって欲しいですね^^
花mameさん宅は、蝶々に気に入られるようですね。
金次郎が懐かしい今日この頃です^^
投稿: まっしろ | 2009年10月21日 (水) 11:30
こんにちは~。
そうですよ、うちは去年嫌がおうでも父が連れていかれちゃったんですから。せっかくあるもんは大切に最後まで持っておかなきゃ損です。
さて、新しい命、しりぼーみたいですね^^
ぽってり太ったあおむしちゃん、こんなに可愛らしく羽化したんですね~~。なんて綺麗な。
うちも今年はたくさ~~~~んのヤゴが羽化して飛んでいきました。
まっこと命とはいいものです。きらきらしています。
投稿: 睡蓮 | 2009年10月21日 (水) 11:57
こにゃにゃちは。
実は、今朝もお邪魔して
コメントを書こうと思ったのですがなぁ、
なんといえば良いのか分らずに、
書いては消し、を繰り返してしまったので、
あまり長時間、こちらにお邪魔したままなのも
イマイチなので、一度帰りましてなあ。
再度おじゃましましたのですなあ~。
はは。
結局、頭の中で「命」についての話は
まとまりませんでしたが、
自殺がだめなことだけは明白だと思うのですよな。
残された者のことを考えれば、当然だと思うのですよなぁ。
ヤマトシジミ。
無事に羽化できてよかったですなあ~。
最近、自分の周りが殺伐としているので、
なんだか温かい気持ちになるお話ですなあ♪
土higeさまと花mameちゃんの優しいお気持ちが
蝶となって現れたようですなあ~。
シャトーでしたら、きっと蝶にはなれなかった。
……ちなみに、カタバミは
ゴン太も無慈悲に抜きますですなあ。
あれ、可愛いのですが、すっごく増えますからなあ。
あは。
投稿: ゴン太 | 2009年10月22日 (木) 13:21
>kerokeroさま
こんばんは。
お返事が遅れて ごめんなさい。
ここのところダメダメですねえ ・・・ 。
もっとマメにチェックしないと ・・・ 花マメなのに。
何かで読んだのだったか
テレビで伝えていたのだったかは
忘れてしまったのですが
最近頓に 自らの命を絶つ人が多いのは
日本に余裕 ( ヒマ )があるせいなのだとか。
例えば戦中。
命と言うものは常に危険な状態にありましたよね。
いつ攻撃を受けるかと言うことだけでなく
食べる物にも事欠く始末ですから
生きることに必死だったわけです。
戦後と言われた時代も然り。
今はと言うと
おっしゃるように
物は氾濫しているし
娯楽も多い。
心の余裕は大事なことだけれど
物の余裕は何か大事なものを
捨てさせてしまったのかもしれません。
命の大切さを教えるのは
かしこまったことじゃなくていい。
例えば こんな小さな蝶が
都会の真ん中で したたかに生きていると言う
そんなことから始めていいんじゃないかと思いますね。
無農薬のキャベツには いますよねえ。
昔、お店で買ってきたホウレンソウに
バッタがおまけで付いてきましたw
ぃぁぃぁ、おまけはウソですが
そのコを育てましたら
脱皮を数回繰り返して
とうとう夜中に鳴くまでになりました。
ショウジョウバッタと言う虫です。
頭部が海老っぽかったので
「 エビちゃん 」 と呼んでいましたw
>まっしろさま
こんばんは。
そして お返事が遅れてしまってごめんなさい。
いつものことながらホント申し訳ないです。
後悔先に立たず の典型かもしれないですね。
お空に上ってからじゃなく
命の消えゆく過程で すでに
後悔するヒトもいるのではないかと思ったりします。
一生懸命生きている人からは 元気や勇気をもらえます。
でも 自分で望んで捨ててしまう人からは 何も。
と言うより 憤りを感じます。
それにはそれなりの理由があるのかもしれない。
でも それはいけないことなんです。
人が住みよい世の中にするのは
やはり人ですよね。
住みにくいせいで 命を絶つ人がいるならば
一人でも少なくなるように
何が出来るか みんなで考えなくてはいけないんですよね。
そんなの他人事、と 何も考えなくなることがコワイです。
あ~蝶に見入られた家?w
来年は柑橘系の木を植えなくては。
第2の金次郎に来てもらうために。
>睡蓮さま
こんばんは。
睡蓮さんも お返事が遅れてごめんなさい。
反省しきりです ・・・ orz
そうですよね。
否が応でも連れて行かれてしまう人からしたら
怒り心頭な行為なわけですよ。
うんうん。
しりぼーちゃん。
これぞ希望と生命の証ってものですよね。
この蝶の青虫って
ワラジムシのような形をしてたんですよ。
よく見かけるモンシロなどの細長い幼虫じゃないんです。
あ~未熟なブロガー。
青虫の写真も撮っとけばいいものを ・・・ 。
ヤゴ ヤゴ^^
学校で作っていた田圃の中にいました。
しかし あのヤゴの最終形は何だったのだろう??
アカトンボかクルマトンボかな。
そう!
命は いきいきキラキラしているものなのです。
>ゴン太さま
こんばんにゃ。
何度も足をお運びいただき ありがとうございます。
多分、ゴン太さんは
この記事の意図が おわかりになっているから
書いては消し ・・・ の状態になってしまったんですね。
悩ませてしまい申し訳ないです。
でも
< つち * はな > は 滞在費無料ですので
いつまでいてくださっても構わないのですよ^^
命についての考えがまとまらなくても
その間 命については
ずっと考えてくださったわけですから
それだけでも この記事の役目は十分果たしたのだと思います。
ヤマトシジミ。
カタバミが好物なのにキャベツなどを与えて
申し訳なかったと思いましたが
無事 巣立ってくれてよかったなあと思います。
おそらく鳥の目にも触れなかったのではないかと
勝手に思っているのですがw
いや~
優しい人が 無慈悲に食べ物たる草を抜きませんよ^^ゞ
ヤマトシジミちゃんは秋まで発生するとのこと、
いつまでが秋のくくりなのかはわかりませんが
罪滅ぼしをするように
今は 生えてきたカタバミは
出来るだけ抜かないようにしています。
投稿: 花mame | 2009年10月24日 (土) 00:39