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2009年10月20日 (火)

いのち

命ってのは 大事なものなんだ。

 

一人に ひとつしかないものなんだ。

 

その持っている長さは それぞれ違うのだろうけど

最後の灯が消えるまで

大事にしていかなきゃいけないものなんだ。 

 

長く生きられる人もいるけど

そうじゃない人もいる。

そうありたくなくても。

 

もういらないから

あんたにあげる。

 

って シェア出来るもんじゃない。

 

だから

自分の分は しっかりと責任を持って

生きていかなきゃいけない。

 

 

 

なんで 自分から断っちゃうかなぁ。

 

「 なぁ、おまえ。

 まだ そんなことばかりやってんのでっか。

 ほなら 出てゆけえ~~~。 」

 

って 神様に言われる程の悪さをして

もう一度 帰って来られるものならいいのだけど ・・・ 。

 

 

取り立てて この方に限ったことじゃない。

今日も 若い子が亡くなったことを テレビが伝えていた。

 

こう言うニュースを聞くたびに 悲しくて やりきれなくなる。

 

そうなるに至った その人の気持ちもだけど

 

大事なその人を亡くした

回りの人のことも思うから。

 

 

命かけて、と 誓うには

やっぱり 命が必要でしょうよ ・・・ 。

 

 

 

 

 

なんて事を

ツラツラ思った ここ数日でした。

 

 

 

 

 

 

さて。

 

あれは まだ夏の名残ある日のこと。

 

花mameの留守中に

土higeさんが ある鉢の中に

カタバミを 育てておりました。

 

いや、育てていた、と 言うより

雑草みたいなものだから

勝手に生えていたものに

お水をやっていたら 茂ってきた、と 言う方が 正しいかな

てことは 育てていたのか

 

 

それ、実は フリージアの鉢。

芽が出てきたので、

花mame、

土higeさん曰く 「 無慈悲 」 に

カタバミを 引き抜いたわけです。

 

そしたら その下から

コロコロとよく太った アオムシくんが 出てきたのです。

 

 

土higeさ~ん、何かいる ・・・ 。

アオムシだから チョウの子かなぁ。

育ててみる?

 

 

てなわけで

土higeさん、キャベツを敷き詰めた コーヒーの空きビンの中に

そのコを 大事そうに入れました。

 

その後、時々 キャベツの葉を替え、

霧を吹いて上げて

何とも 心細やかに お世話をしてあげていましたらば、

ある日の朝。

 

 

 

 

 

 

 

 

Img_0243 

こんな姿になってるのを 発見したのです。

 

なんと 可愛らしくも 綺麗なチョウでしょう。

 

 

 

 

 
 

Img_0241 

新しい生命とは 何と美しい。

 

 

 

このコは 「 ヤマトシジミ 」 と 言います。

体長2cmもないくらいの大きさです。

春から秋まで 関東以西で

よく見られるそうです。

 

  

このチョウの幼虫は

カタバミを 食草とするのだそうで

あの鉢の中にいたのは そう言う事だったわけ。

カタバミのある所なら どんな所にでも いるのだとか。

 

それにしても

地上 20 m 以上の

こんな高い所にまで来て 産卵するとは

恐れ入りますわ。

  

 

ちなみに このコは

すでに 翅が飛べる状態になっていたので

すぐに ビンから出して 外に置いてあげました。

 

身体が温まったら

どこかに飛んで行ったようで

少し後には 姿が見えなくなっていました。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんにちわ。

全く・・・記事を読んでいて同じような事を考えました。

最近・・というかこのところ数年、悲しい、痛ましい事件や記事がニュースで流れると
どうしてこんな国になったんだろうと思ったりします。
子どもの頃、決して多くはなかった事件や事故。

これからの人たちは、モノが溢れる時代だからこそ「いのち」について考えなおさなきゃいかんでしょうと思うkerokeroなのです。


・・・とこのチョウチョ。
なんと愛らしい。
私もよく無農薬のキャベツを切っていると出てくることがある「青虫くん」ですが
どうしても育てられない・・・。

成虫を見ると和むのに・・なぜだろう。
まだまだ修行が足らないkerokeroです。

ちょっとほんわかな一時だったでしょうねぇ。

投稿: kerokero | 2009年10月20日 (火) 16:05

こんにちは^^

どんなに生きたくても、願いがかなわない人も
いるのに自ら命を絶つというのは、悲しいことです。
残された者の涙く姿を見たら、お空の上から
後悔してるかもしれません。

けど、それじゃ遅いんですけどね。

ニュースにはなりませんが、今日も明日も明後日も
見知らぬ誰かが命を絶ちます。

全てが世の中のせいじゃないですが、もっと
弱者が住みやすい世界になって欲しいですね^^


花mameさん宅は、蝶々に気に入られるようですね。
金次郎が懐かしい今日この頃です^^

投稿: まっしろ | 2009年10月21日 (水) 11:30

こんにちは~。

そうですよ、うちは去年嫌がおうでも父が連れていかれちゃったんですから。せっかくあるもんは大切に最後まで持っておかなきゃ損です。

さて、新しい命、しりぼーみたいですね^^
ぽってり太ったあおむしちゃん、こんなに可愛らしく羽化したんですね~~。なんて綺麗な。

うちも今年はたくさ~~~~んのヤゴが羽化して飛んでいきました。

まっこと命とはいいものです。きらきらしています。

投稿: 睡蓮 | 2009年10月21日 (水) 11:57

こにゃにゃちは。

実は、今朝もお邪魔して
コメントを書こうと思ったのですがなぁ、
なんといえば良いのか分らずに、
書いては消し、を繰り返してしまったので、
あまり長時間、こちらにお邪魔したままなのも
イマイチなので、一度帰りましてなあ。
再度おじゃましましたのですなあ~。
はは。

結局、頭の中で「命」についての話は
まとまりませんでしたが、
自殺がだめなことだけは明白だと思うのですよな。
残された者のことを考えれば、当然だと思うのですよなぁ。

ヤマトシジミ。
無事に羽化できてよかったですなあ~。
最近、自分の周りが殺伐としているので、
なんだか温かい気持ちになるお話ですなあ♪
土higeさまと花mameちゃんの優しいお気持ちが
蝶となって現れたようですなあ~。
シャトーでしたら、きっと蝶にはなれなかった。

……ちなみに、カタバミは
ゴン太も無慈悲に抜きますですなあ。
あれ、可愛いのですが、すっごく増えますからなあ。
あは。

投稿: ゴン太 | 2009年10月22日 (木) 13:21

>kerokeroさま
 
こんばんは。
お返事が遅れて ごめんなさい。
ここのところダメダメですねえ ・・・ 。
もっとマメにチェックしないと ・・・ 花マメなのに。
 
何かで読んだのだったか
テレビで伝えていたのだったかは
忘れてしまったのですが
最近頓に 自らの命を絶つ人が多いのは
日本に余裕 ( ヒマ )があるせいなのだとか。
 
例えば戦中。
命と言うものは常に危険な状態にありましたよね。
いつ攻撃を受けるかと言うことだけでなく
食べる物にも事欠く始末ですから
生きることに必死だったわけです。
戦後と言われた時代も然り。
 
今はと言うと
おっしゃるように
物は氾濫しているし
娯楽も多い。
心の余裕は大事なことだけれど
物の余裕は何か大事なものを
捨てさせてしまったのかもしれません。
 
命の大切さを教えるのは
かしこまったことじゃなくていい。
例えば こんな小さな蝶が
都会の真ん中で したたかに生きていると言う
そんなことから始めていいんじゃないかと思いますね。
 
無農薬のキャベツには いますよねえ。
昔、お店で買ってきたホウレンソウに
バッタがおまけで付いてきましたw
ぃぁぃぁ、おまけはウソですが
そのコを育てましたら
脱皮を数回繰り返して
とうとう夜中に鳴くまでになりました。
ショウジョウバッタと言う虫です。
頭部が海老っぽかったので
「 エビちゃん 」 と呼んでいましたw
 
 
 
 
>まっしろさま
 
こんばんは。
そして お返事が遅れてしまってごめんなさい。
いつものことながらホント申し訳ないです。
 
後悔先に立たず の典型かもしれないですね。
お空に上ってからじゃなく
命の消えゆく過程で すでに
後悔するヒトもいるのではないかと思ったりします。
 
一生懸命生きている人からは 元気や勇気をもらえます。
でも 自分で望んで捨ててしまう人からは 何も。
と言うより 憤りを感じます。
それにはそれなりの理由があるのかもしれない。
でも それはいけないことなんです。
 
人が住みよい世の中にするのは
やはり人ですよね。
住みにくいせいで 命を絶つ人がいるならば
一人でも少なくなるように
何が出来るか みんなで考えなくてはいけないんですよね。
そんなの他人事、と 何も考えなくなることがコワイです。
 
あ~蝶に見入られた家?w
来年は柑橘系の木を植えなくては。
第2の金次郎に来てもらうために。
 
 
 
 
 
>睡蓮さま
 
こんばんは。
睡蓮さんも お返事が遅れてごめんなさい。
反省しきりです ・・・ orz
 
そうですよね。
否が応でも連れて行かれてしまう人からしたら
怒り心頭な行為なわけですよ。
 
うんうん。
しりぼーちゃん。
これぞ希望と生命の証ってものですよね。
 
この蝶の青虫って
ワラジムシのような形をしてたんですよ。
よく見かけるモンシロなどの細長い幼虫じゃないんです。
あ~未熟なブロガー。
青虫の写真も撮っとけばいいものを ・・・ 。
 
ヤゴ ヤゴ^^
学校で作っていた田圃の中にいました。
しかし あのヤゴの最終形は何だったのだろう??
アカトンボかクルマトンボかな。
 
そう!
命は いきいきキラキラしているものなのです。
 
 
 
 
 
>ゴン太さま
 
こんばんにゃ。
 
何度も足をお運びいただき ありがとうございます。
多分、ゴン太さんは
この記事の意図が おわかりになっているから
書いては消し ・・・ の状態になってしまったんですね。
悩ませてしまい申し訳ないです。
 
でも
< つち * はな > は 滞在費無料ですので
いつまでいてくださっても構わないのですよ^^
 
命についての考えがまとまらなくても
その間 命については
ずっと考えてくださったわけですから
それだけでも この記事の役目は十分果たしたのだと思います。
 
ヤマトシジミ。
カタバミが好物なのにキャベツなどを与えて
申し訳なかったと思いましたが
無事 巣立ってくれてよかったなあと思います。
おそらく鳥の目にも触れなかったのではないかと
勝手に思っているのですがw
 
いや~
優しい人が 無慈悲に食べ物たる草を抜きませんよ^^ゞ
ヤマトシジミちゃんは秋まで発生するとのこと、
いつまでが秋のくくりなのかはわかりませんが
罪滅ぼしをするように
今は 生えてきたカタバミは
出来るだけ抜かないようにしています。

投稿: 花mame | 2009年10月24日 (土) 00:39

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