チューリップ・ベロナ
今月のレッスンで使った やさしい黄色の八重 ベロナ 。
花束がテーマだったため、必要のない葉を 落としたら
その葉のあった所から 折れてしまった花が 何本かあり、
帰宅してから 丸い花器に 生けてみました。
茎が しっかりしているせいか
長い方のチューリップに 少し 硬さが見えます。
それが 数日経つと こんな風に。
上との違いが わかります?
花が開いて 重くなり 茎がたわんだ感じもするのだけど
ポイントは 葉っぱ。
花が開くとともに 葉っぱも成長して 茎から離れて 丸まったんですね。
自然に こうなっただけなのだけど、何だか
アレンジとしては こうした方がいいんだよ、
と チューリップに 教えられたみたい。
ベロナは、他の八重に 引けを取らない豪華さを持った花。
ただ 満開になると ちょっと 花粉が気になる所。
画像のように 横に生けると 下に 花粉が落ちて来ます。
< 花器 >
半磁土 ロクロ挽き
口径 3 cm 胴径 10 cm 高さ 9 cm
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コメント
おおお!
白い花器に黄色いお花で、
なんだかタマゴみたいで可愛いですなあ。
>アレンジとしては こうした方がいいんだよ
自然の造形と人間の芸術と、
どちらも素晴しいと感じますなあ~。
投稿: ゴン太 | 2008年3月26日 (水) 12:45
こんにちわ
なるほど~と思いました。
確かに上のお写真は、固い花に見えますねぇ。
葉っぱの違いもこーんなに・・・っていうほどの演出してますね。
自然から教えて貰ったりするんですね。
それにしても、この花ってドレスの裾みたいです。
投稿: kerokero | 2008年3月26日 (水) 12:59
>ゴン太さま




こちらにもありがとうございます
タマゴ!
たしかにそんな感じです ww
アレンジって
デザイン重視のものがあったり
より自然に近づけたい と言うものがあったり。
今回の場合は 葉が成長してくれないと
こういうふうには出来なかったわけですが
人為的にこうするのとは また違ったよさがあるんですよね。
やっぱり 自然のものにはかなわないなぁ
と 思うと同時に
勉強になりましたねえ
>kerokeroさま
こんばんは。
そうなんですよ。
花を生けるために、自然の様子をよく見なさい、
と 先生たちから よく言われていましたが
野にある植物の様子の中だけではなく、
切花の中にも 自然はあるのだと言うことですね
そう言う目を失わずにいたいものです。
それにしても
やるなぁ~ベロナ! と言った感じですよね w
うんうん、
シフォンで出来たドレスみたいです
投稿: 花mame | 2008年3月26日 (水) 18:52