花の整理
お花屋さんから買ってくると
適度な状態に 葉は取ってあるし
トゲも取ってある。
水揚げだって してくれている。
市場のお花は 切って 束ねてあるだけ。
あ~ これは 悪いって言うんじゃないのよ。
新鮮な状態なんだから (^-^)
だから買ってきた後
花の茎の整理や 水揚げが必要。
茎の下の方の葉 や 痛んだ葉 を取ったり
トゲを取ったりする。
こぉんな感じね。
写真がよくないけど わかるかな。
茎の下の方は 束ねられてくるので
お互いのトゲで 葉や茎を痛めてしまっているの。
植物に痛点はないので 痛くはないんだけど
見た目 ちょっと痛そうだよね (^^;
トゲを専門に取る器具なんかも 売っているんですょ。
でも 取る本数なんて知れてるからね (^-^)
花mameは ひとつひとつ 手で取ります。
だから 時々 トゲの反逆にあう・・・(^w^)
刺さると しばらく痛いのです (+_+) イテテ・・
こんな状態。
そして水揚げ。
バラに限らず たいていの花の水揚げに使っているのが
「 水切り 」という方法。
ボウルなどに水を張り
水の中で 茎を切る方法です。
どうやら 水圧によって水が揚がるらしい。
切れるハサミ (またはナイフ) で 斜めにスパッと切ってね。
花首が下がったり、葉がしおれてる場合は
バラ全体を 新聞紙にくるみ、
バケツなど深い容器に いっぱい水を入れて
花首の少し下まで 水につけて しばらく置くといいみたい。
これを 「 深水 」と言います。
こうすると 葉や 葉をとった後からも吸水するとのこと。
より強い水圧もかかるしね。
ホウレンソウなんかも 水につけて置くと シャキッ!としますもんね♪
それと同じようなものかな (^w^)
でも くれぐれも 花を水につけないように。
もうひとつ、
バラの水揚げには 「 焼き揚げ 」 と言うものもあります。
文字通り 茎を焼いちゃうの。
もちろん 茎全体を焼くんじゃないのよ (^_^;)
花のサイズに応じて 裾から 1~3cmほど。
大事なことは 黒く炭化するまで焼く と言うこと。
焼き残しちゃダメ、 もちろん焼きすぎもダメです。
焼いた後は すぐに水につける ことを忘れずに。
そして そのまま 日の当たらない所に
水が揚がるまで しばらく置いておきます。
これは バラのように
茎が堅く、 水分の少ない花に向いているようですょ。
こういう行程を経て
花瓶に挿したり
アレンジ や 花束 の制作に入っていくのです。
花って 結構重たいし、
市場や 花屋は寒いし
トゲは刺さるし
ハサミやナイフで手は切るし・・・
お花を扱う仕事は
見た目ほど 優雅なものじゃぁないんです (-_-)
それにしても
自然の造形には 感服しますね~。
こんな綺麗な花に こんな鋭いトゲをつけてしまうなんて。
でも よく見ると トゲも美しい形をしていると思いませんか?
思わない・・・?
あ~痛い思いをしてる人は 思わないかも・・ですね (^^;
・・・ぃゃ 花mameも 十分痛い思いはしてますってば。
ものによっては こんなふうに
葉っぱにも トゲがあるので ご用心 ご用心 ♪♪
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