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2006年3月13日 (月)

花の整理

IMG_0219先日 買ってきたバラ。

お花屋さんから買ってくると

適度な状態に 葉は取ってあるし

トゲも取ってある。

水揚げだって してくれている。

 

市場のお花は 切って 束ねてあるだけ。

あ~ これは 悪いって言うんじゃないのよ。

新鮮な状態なんだから (^-^)

 

だから買ってきた後

花の茎の整理や 水揚げが必要。

 

茎の下の方の葉 や 痛んだ葉 を取ったり

トゲを取ったりする。

 IMG_0220

こぉんな感じね。

写真がよくないけど わかるかな。

 

茎の下の方は 束ねられてくるので

お互いのトゲで 葉や茎を痛めてしまっているの。 

 

 

IMG_0222こんなふうに刺さってたりして・・・ 

植物に痛点はないので 痛くはないんだけど

見た目 ちょっと痛そうだよね (^^;

 

トゲを専門に取る器具なんかも 売っているんですょ。

でも 取る本数なんて知れてるからね (^-^)

花mameは ひとつひとつ 手で取ります。

だから 時々 トゲの反逆にあう・・・(^w^)

刺さると しばらく痛いのです (+_+) イテテ・・

 

IMG_0246下葉とトゲを取ったら 

こんな状態。

 

 

 

 

 

そして水揚げ。

バラに限らず たいていの花の水揚げに使っているのが

水切り 」という方法。

 

ボウルなどに水を張り

水の中で 茎を切る方法です。

どうやら 水圧によって水が揚がるらしい。

切れるハサミ (またはナイフ) で 斜めにスパッと切ってね。

 

花首が下がったり、葉がしおれてる場合は

バラ全体を 新聞紙にくるみ、

バケツなど深い容器に いっぱい水を入れて

花首の少し下まで 水につけて しばらく置くといいみたい。

これを 「   」と言います。

こうすると 葉や 葉をとった後からも吸水するとのこと。

より強い水圧もかかるしね。

ホウレンソウなんかも 水につけて置くと シャキッ!としますもんね♪

それと同じようなものかな (^w^)

でも くれぐれも 花を水につけないように。

 

もうひとつ、

バラの水揚げには 「 焼き揚げ 」 と言うものもあります。

文字通り 茎を焼いちゃうの。

もちろん 茎全体を焼くんじゃないのよ (^_^;)

花のサイズに応じて 裾から 1~3cmほど。

大事なことは 黒く炭化するまで焼く と言うこと。

焼き残しちゃダメ、 もちろん焼きすぎもダメです。

 

焼いた後は すぐに水につける ことを忘れずに。

そして そのまま 日の当たらない所に

水が揚がるまで しばらく置いておきます。

 

これは バラのように

茎が堅く、 水分の少ない花に向いているようですょ。

 

 

  

 

こういう行程を経て

花瓶に挿したり

アレンジ や 花束 の制作に入っていくのです。

 

 

花って 結構重たいし、

市場や 花屋は寒いし

トゲは刺さるし

ハサミやナイフで手は切るし・・・

お花を扱う仕事は

見た目ほど 優雅なものじゃぁないんです (-_-)

 

 

 

IMG_0223

それにしても 

自然の造形には 感服しますね~。

 

こんな綺麗な花に こんな鋭いトゲをつけてしまうなんて。

でも よく見ると トゲも美しい形をしていると思いませんか?

思わない・・・?

あ~痛い思いをしてる人は 思わないかも・・ですね (^^;

 

 

        ・・・ぃゃ 花mameも 十分痛い思いはしてますってば。

 

 

 

IMG_0307

ものによっては こんなふうに

葉っぱにも トゲがあるので  ご用心 ご用心 ♪♪

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