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2005年9月22日 (木)

シャンバラを征く者

母を取り戻したくて

錬金術では禁忌とされている 人体練成を行ってしまった兄弟。

その代償として 

弟は 身体を

せめて弟の魂だけでも取り戻そうとした兄は 右腕と左足を 失ってしまう。

失ったものを取り戻そうと 

大いなる力を秘めると言う「賢者の石」を求めて

兄弟の旅が始まる。

 

    ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж 

 

アニメファンには よく知られた 「鋼の錬金術師」。

テレビ放映(51話)は 

自らを犠牲に 弟アルの身体を取り戻した 兄エドが

錬金術の世界と 「門」をはさんで 対極にある1923年の現実世界に行ってしまい、

もとの世界に戻ろうとする姿を描きつつ

すでに終わっている。

 

   ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж    

  

映画は その後日談のようなストーリー。

離れ離れになって2年が経過。

錬金術の世界では 弟が錬金術の修行をやり直し、兄を探す旅に。

相変らず 錬金術の世界に戻ろうと 科学を勉強する兄。

そんな兄の前に 「門」の向こうの錬金術の世界、

「シャンバラ」を求める者たちが現れる。

そして 意外な形で「門」が開かれ

現実世界の兵器が シャンバラを求める者たちの手によって送られていく・・・。

 

   ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж ж   

  

テレビ放映はね。

兄弟がいろんな人たちと出会って いろんな経験をして

成長していくお話なんだけど。

エドの行った先が 間もなく大戦が始まる時期のドイツ。

現実世界がからんだ途端 妙にきな臭い感じがしてくる。

 

こんなようなセリフがあった。

   別の世界があるとわかった時 私は怖くてたまらなかった。

   だから その世界をなくしてしまいたいと思った。

 

「ボウリング・フォー・コロンバイン」だったかな。

途中に入ったアニメに これと似たような言葉があったと記憶しているのだけど。

戦争の始まりと言うのは こういうことなんだろうか。

 

もうひとつ こんなようなセリフが。

   科学は 戦争や映画を 発展させる。

   同じ発展させるものなら 私は 映画を選ぼう。

 

話はちょいとずれるけど

戦争というものは いいにつけ悪しきにつけ 様々な物を 飛躍的に発展させるらしい。

飛行機、 レーダー、 IT などなど

 

大いなる力を持つ「賢者の石」を探していた兄弟は

それを作るための材料が 生きた人間だと知ってショックを受ける。

 

今 私達が 恩恵に授かっている様々な物事は

たくさんの犠牲の上に作られているということか。

 

それはまるで 賢者の石の図式のように。

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