連日 暑いですねえ・・・(^^;
昨日の東京は36度ほどあったそう。
大阪の豊中市では 38.4度とか・・・体温より高って言うか 発熱状態?
この先も 高気圧の勢力が衰えないので
しばらく この灼熱の日々が続くようです。
外出するときは アラビアのロレンスのようなスタイルがいいかも、ですねw
こう暑いと 早く帰省したい!と思うのだけど
うちのイナカ、盆地なもので 北海道とは言え
決して涼しい場所ではないのです。
上がるときには 平気で30度以上になってしまうので
クーラーのある東京の方が 過ごしよかったりするわけです。
今年は いつ帰省しようかしら・・・。
さて以前、そのイナカの土で作って 酸化焼成した作品(コブシメ)を紹介しましたが
今回は 還元焼成したものをいくつか載せてみます。
その前に 酸化焼成 と 還元焼成 の違いを簡単に。
・ 酸化焼成 :酸素を十分に与えながら焼く方法。
・ 還元焼成 : 空気の量をしぼって酸素が足りない状態で焼く方法。
同じ土、同じ釉薬で焼いても 違ったものが出来上がります。

一つ目は 直径(φ)14㎝ 高さ(H)10㎝の どんぶり。
外側は 石灰(=透明)釉、 内側は 白マット釉 を掛けています。
酸化で焼くと 透明釉は 文字通り透明になるのですが
これは マットなグレイになってます。

二つ目は φ10㎝ H7㎝ の 小どんぶり。
外側は 青磁釉、 内側は 白萩釉 を掛けています。

これは 石灰釉だけ。
ちなみに コブシメくんは これと同じ土、同じ釉薬です。
ずいぶん 風合いが違うでしょ?
それと どれもエッジ(口や取っ手の端)の部分が弁柄を引いたようになり
ひとつのアクセントになっています。
土に含まれる鉄分のせいなのでしょうか。
土を自作して以来、
出かけた先で 粘度のある土を見かけると
ついつい陶芸に使えないかな と思ってしまいます。
もし お近くにそういう土がありましたら、陶土にしてみてはいかがでしょう。
その土100%で使えないとしたら 普通の陶土に混ぜ込んで。
思いもよらない個性ある作品が出来るやもしれません (^-^)
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